script
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
scriptのコアは「書かれた文字・文字列」。ラテン語のscribere(書く)を語源とし、「何らかの目的のために書き記されたもの」というイメージが根底にある。演劇や映画の「台本」はセリフや演技指示を書き記したもの。「筆記体・手書き文字」もまた書かれた文字そのもの。コンピューターの「スクリプト(実行命令を書いたコード)」も、コンピューターへの指示を書いたものだ。また「文字体系(アラビア文字など)」も、特定の文化が書くために発展させた文字の様式を指す。いずれも「書かれた・書くべき文字・指示」という一貫したイメージから派生している。
2意味一覧
-
名
台本・脚本
役者が演じるべきセリフや行動を「書き記した」もの。映画・演劇・放送などで使われる。 -
名
筆記体・手書き文字
印刷体ではなく、手で「書かれた」形の文字スタイルそのもの。 -
名
(コンピューターの)スクリプト・実行コード
コンピューターへの処理命令を「書き記した」プログラムのこと。現代では頻出の意味。 -
名
文字体系・書字体系
アラビア文字・ローマ字など、ある言語・文化が「書くために用いる文字の体系」全体を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「台本」の意味しか知らないと、ITや言語学の文脈でscriptが出てきたときに意味を取り違えてしまう。特に入試長文でコンピューター・技術系の話題が出た場合には「スクリプト(実行コード)」の意味を疑うこと。
scenarioと混同しやすいが、scenarioは「展開の筋書き・想定シナリオ」というニュアンスが強く、台詞や演技指示を含む具体的な台本はscriptを使う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| screenplay | 映画専用の脚本を指す具体的な語。scriptは映画・舞台・放送など幅広く使えるが、screenplayは映画に限定される。 |
| manuscript | 「手書きの原稿・草稿」に重点が置かれ、出版前の原稿というニュアンスが強い。scriptほど「上演・実行のための指示書」という性質は持たない。 |
| text | 書かれた内容・言葉そのものを広く指す語で、scriptより抽象的。scriptは構造や目的(上演・実行)を含意する点が違う。 |
対義語: improvisation(即興)、ad-lib(アドリブ)
6派生語・関連語
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scripture
名
(宗教上の)聖典・聖書(書き記された神聖な文書) -
inscription
名
碑文・刻まれた文字(石・金属などに書き記されたもの) -
prescription
名
処方箋(医師が書き記した指示書)
-
description
名
描写・説明(書き記して伝えること)
-
scripted
形
台本どおりの・あらかじめ用意された
7コロケーション
- write a script(台本を書く)
- follow the script(台本どおりに進める)
- run a script(スクリプトを実行する)
8確認テスト
“The politician’s speech felt completely scripted — every answer was polished but nothing seemed genuine.”
① 脚本が書かれていた
② あらかじめ用意された台本どおりの
③ 筆記体で書かれた
④ コンピュータープログラムで制御された
②
解説:scriptedは「台本に従った→あらかじめ用意・演出された」という意味の形容詞。この文脈では政治家のスピーチが「自然発生的ではなく、すべて計算・準備されたもの」というニュアンスで使われている。scriptのコアイメージ「書き記された指示に従う」が転じて、「自発性や本音がない」という批判的含意を持つ。
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