shrine
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
shrineのコアイメージは「特定の神・聖人・霊的存在に捧げられた、聖なるものを安置・祀る場所」です。古英語でキリスト教の聖人の遺物箱を意味したことに由来し、「聖なる存在との接点となる空間や容れ物」という本質を持ちます。日本語で「神社」と訳されることが多いですが、英語のshrineはより広く、キリスト教の聖堂・礼拝所、イスラム教の聖地、仏教の祠、さらには「ある人物を崇める場所(例:エルヴィス・プレスリーの生家)」のような比喩的な意味まで幅広く使えます。日本語の「神社」よりずっと守備範囲が広い単語です。
2意味一覧
-
名詞
神社・祠(日本の神道の礼拝所)
日本の神を祀る空間はshrineのコアイメージそのものであり、最も直感的な用例。英語圏の人が日本の神社を指す際に使う訳語として定着している。 -
名詞
聖堂・聖所(宗教的に神聖視される場所や建物)
特定の聖人や神に捧げられた空間という意味で、キリスト教やイスラム教など他宗教の聖地・礼拝所にも使われる。 -
名詞
(人物・物への崇敬を示す)聖地・記念の場所(比喩的)
「崇拝の対象を祀る場所」というコアが転じて、故人や偉人を偲ぶ場所・ファンが聖地と呼ぶ場所にも使われる比喩的用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「神社=shrine、寺=temple」と機械的に覚えがちですが、shrineはキリスト教の聖所やイスラム教の聖地など宗教を超えて使われます。また、日本語の「神社」と違い、shrineは建物の中に設けられた小さな祭壇・聖龕(せいがん)を指すこともあるため、必ずしも独立した建造物を指すとは限りません。
templeと混同しやすいですが、templeは「礼拝のための建物全体」、shrineは「特定の神・聖人・聖遺物を安置した場所・容れ物」というニュアンスの違いがあります。規模ではなく「何かに捧げられた聖なる場所」かどうかがshrineのポイントです。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| temple | 礼拝・宗教的儀式を行う建物全体を指す。shrineが「特定の対象に捧げられた聖所」なのに対し、templeは建物の機能(礼拝の場)に焦点がある。 |
| sanctuary | 「聖域・避難所」のニュアンスが強く、神聖さゆえに守られた安全な場所という意味合いが前面に出る。shrineより「保護・逃げ込む場所」のイメージが強い。 |
| altar | 礼拝・供物を捧げるための「祭壇」そのものを指す。shrineより具体的な物体(台)を指すことが多く、shrine内にaltarが置かれることもある。 |
対義語: secular place(世俗的な場所)、profane space(俗なる空間)
6派生語・関連語
-
enshrine
動詞
(法律・記憶などに)大切に保存する・永久に刻む;神社・聖所に祀る
7コロケーション
- visit a shrine(神社・聖所を参拝する)
- a Shinto shrine(神道の神社)
- turn A into a shrine(Aを聖地にする)
8確認テスト
“Her desk, covered with photos and mementos of her late husband, had become a kind of shrine.”
①神社 ②寺院 ③祭壇 ④聖地(崇拝の場)
④聖地(崇拝の場)。この文は亡き夫の写真や形見で覆われた机を指しており、宗教施設ではなく「故人への深い愛着・崇拝の念が込められた場所」という比喩的用法。shrineのコアイメージ「特定の対象に捧げられた聖なる場所」が非宗教的文脈に転用されている。①②は宗教施設そのものを指す訳で文脈に合わない。③のaltarは物体(祭壇)を指し、空間全体のニュアンスを持つshrineとは異なる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。