description
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
descriptionの語源はラテン語のdescribere(de-「下へ・完全に」+scribere「書く」)。対象の輪郭をなぞるように言葉で書き記す、というイメージが根底にある。絵を描くように言語で対象の姿を再現する行為を指すため、「描写」「記述」「説明」のどの訳語があてはまるかは文脈次第。商品の仕様を列挙した「説明書き」も、犯人の顔立ちを語る「人相書き」も、小説の情景描写も、すべて「言葉で輪郭を描く」というひとつのコアイメージに収まる。また、beyond descriptionのように「言葉では描き出せないほど」という用法も、このコアイメージを踏まえると自然に理解できる。
2意味一覧
-
名
描写・記述(対象の姿を言葉でなぞること)
文学や報告書など、対象の様子を言葉で再現する行為そのものを指す。「描く」ニュアンスが最も前面に出た用法。 -
名
説明書き・仕様説明(製品や手順などの情報を書き記したもの)
製品の機能・仕様などをリスト化して書き記すのも、対象の輪郭を言葉で描く行為。商品ページの「商品説明」などがこれにあたる。 -
名
種類・タイプ(あらゆる〜)
of every descriptionやof no descriptionのように使われる慣用的な用法。対象の「輪郭=カテゴリー・種類」という意味に拡張されたもので、見落とされやすいが重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
「説明」と聞くとexplanationと混同しやすいが、explanationは「なぜ?どうして?」という理由・仕組みを解き明かすニュアンスが強く、descriptionは「どんな様子か?」という対象の姿を言葉でなぞる点が異なる。たとえば商品の使い方を書いた文書はdescription、機械が故障する原因を述べた文書はexplanationに近い。
of every descriptionという表現は「あらゆる種類の」という意味だが、見慣れないと訳せずに詰まりやすい。crimes of every description(あらゆる種類の犯罪)のように使われるので、descriptionが「種類・タイプ」を意味できることを覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| explanation | 「なぜ・どうして」という理由や仕組みを解き明かすのがexplanation。descriptionは「どんな様子か」を言葉でなぞるのが目的で、因果関係の解説は含まない。 |
| account | 出来事の経緯を順を追って語る「報告・説明」。descriptionより時系列・ストーリー性が強く、個人の視点からの語りを含むことが多い。 |
| portrayal | 人物や時代の姿を生き生きと描き出すニュアンスが強く、文学・映画などで使われる。descriptionより芸術的・印象的な描写に寄っている。 |
対義語: silence、abstraction
6派生語・関連語
-
describe
動
描写する・説明する・(形状を)描く
-
descriptive
形
描写的な・記述的な -
descriptively
副
描写的に・記述的に
7コロケーション
- give a description of ~(〜の描写/説明を与える)
- job description(職務記述書・仕事内容の説明)
- beyond description(言葉では言い表せないほど)
8確認テスト
“The survivors witnessed crimes of every description during the conflict.”
① あらゆる種類の犯罪
② さまざまな説明のある犯罪
③ 細かく記述された犯罪
④ 描写しにくい犯罪
① あらゆる種類の犯罪。of every descriptionは「あらゆるカテゴリーに属する=あらゆる種類の」という慣用表現。descriptionの「輪郭を描く=カテゴリー・タイプ」という意味への拡張で生まれた用法で、crimes of every descriptionで「ありとあらゆる犯罪」を意味する。②〜④はdescriptionの慣用的な「種類」の意味を知らないと選びたくなる誤答。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。