terrify
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
terrifyのコアイメージは「激しい恐怖を外側から強制的に植え付ける」こと。語根はラテン語のterrere(震え上がらせる)で、terror(恐怖)と同じ語源を持つ。単に「怖い」という状態を指すのではなく、恐怖を「与える側」の動作を表す他動詞。つまり、何らかの対象が人を恐怖状態に追い込む、という方向性がある。日常的な「ちょっと怖い」レベルではなく、身がすくむほどの強烈な恐怖を引き起こすニュアンスが強い。そのため「怖がらせる」はもちろん、文脈によっては「震え上がらせる」「恐怖に陥れる」「ビビらせる」など強度の高い訳語が適切になる。
2意味一覧
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動詞
(人)を恐怖で震え上がらせる・怖がらせる
外側から強烈な恐怖を与える動作そのもの。恐怖の「原因」が主語になり、恐怖を「受ける人」が目的語になる構造。 -
動詞
(恐怖を使って)〜を脅し、行動を強いる
恐怖を植え付けることで相手をある行動に追い込む用法。terrify A into doing(Aを怖がらせて〜させる)の形で現れる、見落とされがちな重要ニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
scareとの混同に注意。scareは「ビクッとさせる」程度の軽い驚き・恐怖にも使えるが、terrifyはより強烈で持続する恐怖を指す。映画の急な驚かし演出はscareが自然だが、深く恐ろしい体験にはterrifyがふさわしい。
日本語では「あの映画は怖かった」と「映画が主語の感情」のように訳すが、英語では That movie terrified me のように「映画が恐怖を与えた」と捉える。受け身の感情ではなく能動的に恐怖を与える構造を意識すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| frighten | 突発的・瞬間的な驚き・恐怖を与える。terrifyより強度は低く、日常的な怖がらせる場面に広く使える。 |
| scare | 軽度の驚きや一時的な恐怖感に使う口語的表現。terrifyほどの深刻・持続的な恐怖感はない。 |
| horrify | 恐怖というより「衝撃・嫌悪・ゾッとさせる」ニュアンスが強い。道徳的衝撃を伴う場面で使われやすい。 |
| petrify | 石(petri)になるように体が動かなくなるほどの恐怖。terrifyと近いが、より「金縛り状態」のイメージを強調する。 |
対義語: reassure、comfort、calm
6派生語・関連語
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terror
名詞
激しい恐怖、テロ(恐怖政治)
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terrified
形容詞
恐怖におびえた(be terrified of〜「〜が非常に怖い」) -
terrifying
形容詞
恐怖を与えるような、ぞっとするような -
terrifyingly
副詞
ぞっとするほど、恐ろしいほどに -
terrorist
名詞
テロリスト(恐怖によって目的を達成しようとする者)
7コロケーション
- be terrified of 〜(〜が非常に怖い/〜に恐怖を感じている)
- terrify A into doing(Aを恐怖で〜させる)
- terrified look / expression(恐怖で引きつった表情)
8確認テスト
“The idea of losing everything terrified her into working even harder.”
① 彼女はすべてを失うという考えが怖くて、泣き崩れた。
② すべてを失うかもしれないという恐怖が、彼女をさらに懸命に働かせた。
③ 彼女はすべてを失いそうで、恐怖で仕事ができなくなった。
④ 彼女はすべてを失うことを考えることすら怖くて、避けるようになった。
② が正解。terrify A into doingは「Aを恐怖によって〜という行動に追い込む」という構造。ここではterrified her into working harder=「恐怖が彼女をより懸命に働くという行動に駆り立てた」となる。①③④はinto doingの「行動を強制する」ニュアンスが反映されていない。
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