amateur
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
amateurはラテン語のamator(愛する人)を語源とし、フランス語を経て英語に入った。つまり「お金のためではなく、純粋な愛好心・情熱で何かに取り組む人」がコアイメージ。プロ(professional)が報酬を目的とするのに対し、amateurはその行為自体が好きだからやる人を指す。そこから「経験や訓練が不十分=素人」という含意も生まれたが、本来は否定的なニュアンスだけではない。文脈によっては「熱心な愛好家」「趣味で本格的に取り組む人」という敬意を込めた意味にもなる。「ど素人」と「本格的な趣味人」の両方を表せるのは、このコアイメージが根底にあるから。
2意味一覧
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名詞
アマチュア・愛好家(報酬目的でなく、好きでやっている人)
愛ゆえに動くというコアから、お金をもらわず情熱で活動する人を指す。スポーツ・芸術・趣味の文脈ではむしろポジティブな響きを持つ。 -
名詞
素人・未熟者(経験や技術が不足している人)
訓練を積んでいないという側面が強調されると、技術的に未熟な人・プロほどの腕前のない人という否定的なニュアンスが前面に出る。 -
形容詞
アマチュアの・素人の・未熟な
名詞と同じコアで、「報酬目的でない」または「訓練不足で未熟な」どちらの意味にもなり得る。直後の名詞と文脈で判断する。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「アマチュア」は「素人=下手」というイメージが強いが、英語のamateurは必ずしもネガティブではない。文脈によっては「愛情深い本格的な愛好家」を意味するため、単純に「下手な人」と決めつけないこと。
形容詞としても使えることを忘れがち。’an amateur photographer’(アマチュア写真家)のように名詞の前に置いて形容詞的に使う用法は頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| novice | 「初心者・新入り」を意味し、経験の浅さ・始めたばかりであることに焦点。amateurほど「情熱・愛好心」のニュアンスはなく、純粋に経験不足を表す。 |
| layperson | ある専門分野の「門外漢・非専門家」を指し、中立的なニュアンス。情熱の有無は関係なく、単に専門知識を持っていないことを示す。 |
| hobbyist | 「趣味でやっている人」を意味し、amateurに近いが、より「軽い趣味」のイメージ。深い情熱や高い技術を持つ人にはamateurの方が適切。 |
対義語: professional、expert、veteran
6派生語・関連語
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amateurish
形容詞
素人っぽい・未熟な(ネガティブなニュアンスが強い) -
amateurishly
副詞
素人っぽく・未熟に -
amateurism
名詞
アマチュアリズム(競技・活動をアマチュアとして行うこと、またはその精神)
7コロケーション
- amateur photographer / athlete / musician(アマチュアの写真家・スポーツ選手・音楽家)
- complete / total amateur(全くの素人)
- amateur hour(素人レベルの仕事・お粗末な仕事、比喩的に使われる表現)
8確認テスト
“The documentary features amateur historians whose local research has uncovered facts that professional academics had overlooked for decades.”
① 見習い中の歴史家
② 資格を持たない歴史家
③ 愛好心で取り組む在野の歴史家
④ 歴史が苦手な一般市民
③
報酬や肩書き目的でなく、純粋な情熱から歴史研究を行う人たちを指している。「プロの学者が見落としていた事実を発掘した」という文脈から、技術や情熱が不足しているわけではなく、むしろ高い成果を上げる「愛ゆえに動く人」というamateurのコアイメージが表れている。①の「見習い中」は訓練中のイメージでnoviceに近く、②の「資格を持たない」は中立的すぎてニュアンスがずれる。④は全く不適切。
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