approximate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
approximateの語源はラテン語の「proximus(最も近い)」で、接頭辞「ap-(〜に向かって)」が付いたもの。つまり「正確な値・状態に近づいている」がコアイメージ。「ぴったり一致する」ではなく「十分に近い」というニュアンスが本質だ。形容詞では「おおよその・概算の」、動詞では「〜に近似する・〜に近い」という意味になる。数量に限らず、質・性質が「ほぼ等しい」場面でも使われる。「正確さ」より「使えるくらいには近い」という実用的な近さがこの語のポイントだ。
2意味一覧
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形容詞
おおよその、概算の
正確な値には達していないが、十分に近い数・量・時間を表すとき。「ざっくりだが実用的に近い」がコアイメージの典型的な現れ。 -
動詞
〜に近似する、〜に近づく
「ある値・状態に向かって近づく」というコアイメージがそのまま動詞化したもの。「完全に一致する」ではなく「ほぼ同等に達する」というニュアンス。 -
動詞
〜を概算する、見積もる
正確な計算ではなく「大まかに近い値を出す」行為を指す。実務や会話で「だいたいいくら?」と算出する場面で使われる、見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
形容詞と動詞で発音が変わる点に注意。形容詞は /əprάksəmət/(語尾が「メット」)、動詞は /əprάksəmèɪt/(語尾が「メイト」)。形・副・名と動詞でスペルが同じなので注意が必要。
「approximate=だいたい」と覚えてしまうと動詞用法を見落としやすい。’costs approximate $500’や’this approximates reality’のように動詞で出てきたとき、訳せない受験生が多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rough | 「粗削りで正確でない」というニュアンスが強く、approximateより雑な印象。口語的で、rough estimateのように会話でも頻出。 |
| estimated | 「計算・判断によって導き出された」というプロセスが前面に出る。approximateは値の「近さ」が主眼なのに対し、estimatedは「推定行為」が主眼。 |
| approximate(動詞)vs. resemble | resembleは見た目・外見の「似ている」に使い、approximateは数値・性質・状態が「近似する」場合に使う。 |
対義語: exact、precise
6派生語・関連語
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approximately
副詞
おおよそ、約〜(数字の前に置いて頻出)
-
approximation
名詞
近似値、概算、近似 -
approximation
名詞
(質・状態が)近いもの、似たもの
7コロケーション
- approximate cost / figure / value(概算費用・概算値)
- rough approximation(大まかな近似値)
- closely approximate(〜に非常に近似する)
8確認テスト
The scientist’s model closely approximates the behavior of real molecules.
① 科学者のモデルは実際の分子の挙動をほぼ再現している。
② 科学者のモデルは実際の分子の挙動とはほど遠い。
③ 科学者のモデルは実際の分子の挙動を正確に予測している。
④ 科学者のモデルは実際の分子の挙動を大雑把に計算している。
①が正解。approximateの動詞用法「〜に近似する」がポイント。「ぴったり一致する」(③)でも「まったく違う」(②)でもなく、「非常に近い状態に達している」というコアイメージが①に最も反映されている。④は「計算する」という行為を前面に出しすぎており、ここでは状態の近さを述べているので不適切。
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