subtract
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
subtractは「下から(sub-)+引く・引き抜く(tract)」が語源。tractはtract(引く)で、contract(引き締める)やattract(引き付ける)と同じ語根。コアイメージは「全体から一部を引き抜いて、残りの量を求める」こと。数学的な引き算が最もわかりやすい例だが、本質は「ある集合や総体から何かを取り除く」という操作。単なる「減らす」(reduce)と異なり、明確に分離・除去するニュアンスが強く、取り出した後に「何が残るか」に焦点が当たる点が特徴的。
2意味一覧
-
動詞
(数を)引く、引き算をする
全体の数値から一部の数値を「引き抜いて」残りを求めるという数学的操作。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
動詞
(要素・価値などを)差し引く、取り除く
数字に限らず、影響・価値・評価などを「全体から引き抜いて減じる」文脈でも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
subtract A from B(BからAを引く)という語順に注意。日本語の語順と逆になるため、「AからBを引く」と誤りやすい。subtract 3 from 10 は「10から3を引く(=7)」であり、「3から10を引く」ではない。
reduceやdeductと混同しやすいが、subtractは特に数値の差し引き・除去に特化した語。deductは税金や費用など「正式な控除」のニュアンスが強く、ビジネス・法的文脈で好まれる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| deduct | 税金・給与・費用などを「公式に控除する」ニュアンスが強く、ビジネス・行政的文脈で使われることが多い。subtractより改まった語。 |
| remove | 取り除くという点は共通だが、removeは数値的な操作に限らず物理的な除去も含む幅広い語。subtractのような「残りを求める」ニュアンスは薄い。 |
| reduce | 「減らす・縮小する」という結果に焦点があり、何かを切り離して引き抜くというsubtractのコアイメージはない。 |
対義語: add、plus
6派生語・関連語
-
subtraction
名詞
引き算、差し引き -
subtractive
形容詞
引き算の、減法的な -
subtrahend
名詞
(数学)引く数、減数
7コロケーション
- subtract A from B(BからAを引く)
- subtract taxes / costs(税金・費用を差し引く)
- subtract value from(〜の価値を損なう)
8確認テスト
“His rude attitude subtracted from the value of his otherwise excellent presentation.”
①彼の失礼な態度は、優れたプレゼンの価値を足し算した。
②彼の失礼な態度は、優れたプレゼンの価値をさらに高めた。
③彼の失礼な態度は、せっかく優れたプレゼンの価値を損なった。
④彼の失礼な態度は、プレゼンとはまったく関係がなかった。
③
【解説】subtract fromは「〜から引き抜く=〜を損なう・減じる」という抽象的な用法。rude attitude(失礼な態度)がexcellent presentation(優れたプレゼン)の評価・価値から何かを「引き抜いた」、つまり価値を損なったということ。コアイメージ「全体から引き抜いて残りを減らす」が、数値ではなく評価・体験の文脈に応用された典型例。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。