symbol
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
symbolのコアイメージは「何か抽象的な概念・意味を、具体的な形・記号・物体として可視化したもの」です。ギリシャ語の symbolon(合わせる・一致させる)が語源で、「見えないものと見えるものをつなぐ橋渡し」というイメージが根底にあります。鳩が平和を「象徴する」のも、数学の+が加算を表す「記号」なのも、どちらも「抽象的な意味を具体的な形で表現している」という点で同じです。記号としてのsymbolは、情報を圧縮して伝えるための約束事であり、象徴としてのsymbolは、文化や感情の共有を可能にする媒介物です。どちらも「目に見える形が、目に見えない何かを指し示す」というコアから生まれています。
2意味一覧
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名詞
象徴・シンボル(抽象的な概念を体現する具体的な存在)
鳩や十字架など、具体的な物が抽象的な概念(平和・信仰)を可視化して伝える。コアイメージの「見えないものを見えるものでつなぐ」そのもの。 -
名詞
記号・符号(意味や情報を表す約束された印)
数学記号や化学式など、情報を圧縮して可視化した形。「抽象的な意味を具体的な形で表す」というコアが、学術・技術の文脈で現れたもの。 -
名詞
(地位・感情などを示す)印・表れ・証(しるし)
指輪が愛の「証」になるように、具体的なものが内面や関係性を「可視化」して示す。日常会話でよく使われるが見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「記号」という意味でsignと混同しがち。signは「自然に生じる兆候・合図」(例:a sign of rain=雨の兆し)であるのに対し、symbolは「人間が意味を込めて決めた・文化的に共有された形」というニュアンスが強い。煙が火の「sign(兆候)」なのに対し、ハトが平和の「symbol(象徴)」というイメージで区別しよう。
cymbal(シンバル:打楽器)とのスペル混同に注意。発音が全く同じ同音異義語なので、文脈から判断する必要がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sign | 自然に生じる兆候や、単純な合図・標識を指すことが多い。symbolのような「文化的・慣習的に共有された深い意味の媒介」というニュアンスは薄い。 |
| emblem | 国旗や家紋など、ある集団・組織を「公式に代表する」シンボルに使われることが多い。symbolより具体的・制度的なニュアンスがある。 |
| icon | その分野や時代を代表する「偶像・アイコン」。現代ではコンピュータの絵文字アイコンにも使う。symbolより「崇拝・憧れの対象」というニュアンスが強い。 |
対義語: reality(実体)、thing itself(物それ自体)
6派生語・関連語
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symbolic
形容詞
象徴的な、記号的な
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symbolize
動詞
〜を象徴する、〜の記号となる
-
symbolism
名詞
象徴主義、象徴(体系)、記号の使用 -
symbolically
副詞
象徴的に、記号的に
7コロケーション
- a symbol of ~(〜の象徴/〜の記号)
- national symbol(国家のシンボル)
- status symbol(地位の象徴)
8確認テスト
“In many cultures, the color white is used as a symbol of purity and innocence.”
① 証拠
② 原因
③ 象徴
④ 影響
③ 象徴。「白色」という具体的・視覚的なものが「純粋さ・無垢」という抽象的概念を可視化して表している場面で、symbolのコアイメージ(見えないものを見えるものでつなぐ)が典型的に現れている。「証拠(①)」は根拠を示す語、「原因(②)」「影響(④)」はまったく意味が異なる。
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