shout
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
shoutのコアイメージは「相手に届かせるために意図的に声を大きく張り上げること」です。単なる大きな音ではなく、「誰かに何かを伝えようとする強い意志」が根底にあります。助けを求める叫び、怒りの怒号、遠くにいる人への呼びかけ、興奮した歓声——いずれも「意図的に声量を上げて外に向かって発する」という共通点があります。また英語圏のくだけた表現では「おごる・おごり」の意味でも使われますが、これも「注目を集める・大声で宣言する」というイメージが転じたものです。日本語の「叫ぶ」より広い文脈で使われることに注意しましょう。
2意味一覧
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動詞
叫ぶ、大声で言う
声を張り上げて遠くや周囲に何かを伝えようとするコアイメージがそのまま表れている最も基本的な用法。 -
動詞
怒鳴る、どなりつける
感情(特に怒り)が高まったとき、相手を圧倒するように声を上げる場面で使われる。「叫ぶ」より攻撃的なニュアンスが加わる。 -
名詞
叫び声、怒号
張り上げられた声そのものを指す名詞形。a shout of joy(喜びの叫び)のように感情を伴う発声を表す。 -
動詞(英豪口語)
(飲食を)おごる
「みんなに向けて大声で宣言する」イメージが転じ、「自分が払うと申し出る」意味になった。It’s my shout.(私のおごりだよ)という形で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
shout at ~と shout to ~は意味が異なる。shout at ~は「〜に向かって怒鳴る(否定的)」で、shout to ~は「〜に向かって呼びかける(中立)」。前置詞一つで感情のニュアンスが大きく変わるので要注意。
日本語の「叫ぶ」はscreamのイメージ(恐怖・痛みで思わず出る声)と混同されがちだが、shoutは意図的に声を出す点でscreamとは異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| scream | 恐怖・痛み・極度の興奮で思わず出る金切り声。意図的というより反射的・感情的な発声でshoutより高音域のイメージ。 |
| yell | shoutとほぼ同義だが、よりカジュアルで感情的(怒り・応援など)なニュアンスが強い。スポーツ観戦や口論の場面でよく使われる。 |
| cry | 「泣く」の意味もあるが「叫ぶ・叫び声を上げる」意味でも使われる。shoutより文語的・詩的な響きを持つ。 |
| roar | ライオンの咆哮のように低く力強い大声。怒りや笑いが爆発するような場面でも使われ、shoutより迫力・野性味がある。 |
対義語: whisper、murmur
6派生語・関連語
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shouting
名詞・形容詞
叫び声、怒号;「it’s all over bar the shouting」(大勢は決した)のような慣用句でも使われる -
shouter
名詞
叫ぶ人、大声を出す人
7コロケーション
- shout at ~(〜に怒鳴る)
- shout for help(助けを求めて叫ぶ)
- shout with joy / excitement(喜び・興奮で叫ぶ)
8確認テスト
The coach shouted instructions to the players from the sideline.
① コーチはサイドラインから選手たちに指示を怒鳴りつけた。
② コーチはサイドラインで選手たちのことをつぶやいた。
③ コーチはサイドラインから選手たちに大声で指示を飛ばした。
④ コーチはサイドラインで選手たちに向かって泣き叫んだ。
③が正解。shout to(〜に向かって呼びかける)の構造で、怒りではなく「遠くまで声を届かせようとする」コアイメージが表れている。①の「怒鳴りつけた」はshout at ~のニュアンスに近く、ここではshout instructions to ~(指示を大声で伝える)なのでやや強すぎる。③の「大声で指示を飛ばした」がコアイメージに最も自然に対応する。
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