conserve
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
conserve の語源はラテン語の conservare(con-「ともに・完全に」+ servare「守る・保つ」)。コアイメージは「価値あるものを無駄に失わないよう、意図的に管理しながら維持し続けること」。単に「壊さない」という消極的な意味ではなく、「意識的な努力によって量や質を保つ」という能動的なニュアンスが特徴。エネルギー・資源・自然・体力など、失われやすい・有限なものを対象にすることが多い。だから「温存する」「節約する」「保護する」といった日本語訳が文脈によって使い分けられる。根底には常に「限りあるものを賢く守る」という意識がある。
2意味一覧
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動
(資源・エネルギーなどを)節約する、温存する
有限な資源やエネルギーを無駄に使わず、意識的に管理して残しておくこと。「体力を温存する」「電力を節約する」などが典型。 -
動
(自然・環境・文化などを)保護する、保全する
失われつつある価値あるものを、積極的な取り組みによって守り続けること。環境保護の文脈で特によく使われる。 -
動
(食品などを)保存する、長持ちさせる
食品が劣化・消滅しないよう手を加えて状態を保つこと。名詞形 conserve はジャムや砂糖漬け保存食を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
preserve と混同しやすい。preserve は「現状をそのまま変えずに保つ」(例:文化遺産の保存、食品の防腐)という静的なニュアンスが強いのに対し、conserve は「有限なものを賢く管理・運用しながら守る」という能動的・計画的な意味合いが強い。特に環境・資源の文脈では conserve が自然。
conservation(名詞)を「保守」と訳してしまう誤り。政治的な『保守』は conservatism / conservative であり、conservation は「自然保護・資源保全」の意味。全く別の文脈で使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| preserve | 現状維持・変化させないという静的なニュアンスが強い。conserve が「管理しながら守る」のに対し、preserve は「そのままの状態を保つ」。遺跡や食品の保存に多用。 |
| protect | 外部からの脅威・危険に対して守るという意味が中心。conserve が内側から「減らさず維持する」のに対し、protect は外側から「守る盾になる」イメージ。 |
| save | 「節約する・救う」という広い意味を持つ日常語。conserve より口語的で、危機的状況からの救出にも使う。conserve は資源・環境などに特化したフォーマルな語。 |
対義語: waste、deplete、squander
6派生語・関連語
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conservation
名
保護、保全、節約(特に自然環境・資源の保全)
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conservative
形・名
(形)保守的な、控えめな;(名)保守主義者
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conservationist
名
自然保護活動家 -
conservatory
名
音楽院、温室(大切なものを保つ場所) -
conserve
名
(果物などの)砂糖漬け保存食、ジャム
7コロケーション
- conserve energy(エネルギーを節約する・体力を温存する)
- conserve natural resources(天然資源を保全する)
- conserve water(水を節約する)
8確認テスト
“The athlete decided to conserve her strength in the early laps and sprint at the end.”
①彼女の体力を回復させる
②体力を温存する
③体力を消耗する
④体力を測定する
②「体力を温存する」が正解。conserve のコアイメージは「有限なものを意識的に管理して減らさずキープする」こと。序盤で体力を使い切らず、終盤のスプリントのために残しておくという文脈に完全に合致する。①は restore(回復)、③は exhaust(消耗)、④は measure(測定)のニュアンスで、conserve とは異なる。
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