cousin
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
cousinのコアイメージは「親の兄弟姉妹の子ども、つまり自分と同世代で一親等外れた血縁者」です。英語のcousinは日本語の「いとこ」より幅広く、ときに「遠い親戚」や比喩的に「似た性質を持つ仲間・関連するもの」という意味でも使われます。ラテン語のconsobrinus(母方のいとこ)が語源で、「共に(con)+姉妹から生まれた(sobrinus)」という意味を持ちます。日本語では父方・母方や年上・年下で「従兄弟・従姉妹」と細かく区別しますが、英語ではcousinひとつで全てをカバーするシンプルな単語です。また、first cousin(一番近いいとこ)、second cousin(はとこ)のように数字で遠さを表す表現も特徴的です。
2意味一覧
-
名詞
いとこ(父または母の兄弟姉妹の子ども)
親世代から一段外れた同世代の血縁者というコアイメージがそのまま「いとこ」という訳になる。英語ではひとつの語で父方・母方・年齢差を問わずすべてのいとこを表す。 -
名詞
親戚、遠い血縁者
「外れた血縁」というイメージが拡張し、直接のいとこより遠い親族関係を指すこともある。country cousinsで「田舎から来た親戚」という表現も定番。 -
名詞(比喩)
近縁のもの、類似したもの(国・文化・種など)
血縁のコアイメージが比喩的に拡張し、「似た性質を共有する仲間・関連物」を指す。例えば「オーストラリアはアメリカの文化的cousin(兄弟分)だ」のような用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語では「従兄・従弟・従姉・従妹」と性別・年齢で使い分けるが、英語のcousinはすべてを一語でカバーする。性別を示したい場合はmale cousin / female cousinと言う必要がある。
first cousinを「最初に会ったいとこ」と誤解しないこと。first cousinは「親のきょうだいの子=一親等のいとこ」、second cousinは「祖父母の兄弟姉妹の孫=はとこ」を意味する、世代の遠さを表す表現。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| relative | 血縁関係全般を指す広い語。cousinよりずっと広く、祖父母・叔父叔母なども含む。 |
| kinsman / kinswoman | やや古風・文語的な「血縁者」の表現。cousinほど具体的な関係は示さない。 |
| relation | relativeとほぼ同義で「親戚」を広く指す。cousinはその中で特定の世代関係を示す点が異なる。 |
対義語: stranger、non-relative
6派生語・関連語
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cousinhood
名詞
いとこ関係;仲間意識(まれ) -
cousinly
形容詞・副詞
いとこらしい;いとこのように(まれ) -
first cousin once removed
名詞(句)
いとこの子、またはおじ・おばのいとこ(世代が一つずれたいとこ関係)
7コロケーション
- first cousin(直接のいとこ)
- second cousin(はとこ)
- distant cousin(遠い親戚;遠縁)
8確認テスト
“The wolf and the domestic dog are evolutionary cousins, sharing a common ancestor.”
① いとこ
② 天敵
③ 近縁の存在(仲間)
④ 競争相手
③が正解。この文では生物学的な文脈でcousinが比喩的に使われており、「共通の祖先を持つ近縁の存在」という意味。血縁のコアイメージが拡張し、種や文化などが「似た性質・共通の起源を持つ仲間」を指す用法。①のように字義通りに「いとこ」と訳すと意味が通じなくなる点に注意。
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