decisive
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
decisiveは「決める」を意味するdecideから派生した形容詞。語根のcid-/cis-はラテン語「切る」に由来し、「ばっさり切り捨てて白黒つける」というイメージが根底にある。このコアイメージから二つの方向に意味が広がる。①人物や行動について「迷わず決断を下せる・断固とした」という意味(決断力のある人・行動)、②状況や証拠について「勝負・議論・判断をすっぱり決着させてしまうほどの」という意味(決定的な証拠・勝利)。どちらも「曖昧さを断ち切って決着をつける力がある」というコアイメージで統一されている。
2意味一覧
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形容詞
決定的な、決め手となる
状況や証拠が「勝負・議論をばっさり切り落として決着をつけるほど強力だ」というイメージ。「決定的な証拠」「決定的な勝利」のように使う。 -
形容詞
断固とした、決断力のある
人物や行動が「迷いをすっぱり断ち切って決断できる」というイメージ。「a decisive leader(決断力のあるリーダー)」のように人の資質を表す。 -
形容詞
(勝負・結果が)明白な、圧倒的な
試合や選挙などの結果が「もはや疑いを断ち切るほど明確だ」というイメージ。a decisive victory(圧勝)のように差が大きい結果を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「決定的な」という訳に引きずられて、人物を描写する場合に使えないと思い込みがち。decisive personやdecisive leaderのように「決断力のある人物」という意味でも頻繁に使われる点を押さえておこう。
definitiveと混同しやすい。definitiveは「最終的・確定的(これ以上変更や議論の余地がない)」というニュアンスで、事実や版・定義などに使う。decisiveは「決着をつけるほどの力を持つ」というニュアンスで、行動・人物・勝利などに使う点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| definitive | 「最終確定版・これ以上議論の余地がない」という確定性のニュアンスが強く、人物の決断力には使わない。decisiveが「決着をつける力」ならdefinitiveは「既に確定済み」。 |
| resolute | 「目標に対してぶれない・断固とした」という意志の強さに焦点。人物の意志・態度を表すが、証拠や勝利に対しては使えない点でdecisiveより狭い。 |
| conclusive | 主に証拠・議論・結果が「結論を出すに足る」というニュアンス。人物の決断力には使わない点でdecisiveより限定的。 |
対義語: indecisive、hesitant、inconclusive
6派生語・関連語
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decide
動詞
決める、決断する
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decision
名詞
決定、決断
-
decisively
副詞
決定的に、断固として -
decisiveness
名詞
決断力、断固さ -
indecisive
形容詞
優柔不断な、決定的でない
7コロケーション
- decisive action(断固たる行動)
- decisive victory(圧勝、決定的な勝利)
- play a decisive role(決定的な役割を果たす)
8確認テスト
The coach’s decisive substitution in the final minutes turned the game around.
① 遅すぎた
② 思い切った
③ 意外な
④ 慎重すぎる
② 思い切った。decisiveのコアイメージは「迷いをすっぱり断ち切って決断する」こと。試合終盤という重大局面でためらわずに選手交代を決断したというニュアンスが「思い切った」に最もよく表れている。①③④はいずれもdecisiveのコアイメージ(迷いのなさ・決断力)とは一致しない。
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