discovery
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
discoveryの語源はdis-(反対・除去)+cover(覆う)+-y(名詞化)。「覆いを取り除くこと」が根底にあるコアイメージです。これは単に「偶然見つける」というより、「これまで隠れていたもの・知られていなかったものを明らかにする」という能動的・知的な行為です。地理的な探検での「新大陸の発見」から、科学的な「法則・元素の発見」、日常での「新しい才能や事実の発見」まで、すべて「存在していたのに見えていなかったものを明るみに出す」という共通イメージで説明できます。また法律用語として「証拠開示手続き」を指すなど、「隠れていたものを表に出す」という本質が様々な場面に応用されています。
2意味一覧
-
名詞
(新事実・新天地などの)発見;発見されたもの
「覆いを取り除く行為=覆いが取り除かれたもの」というコアイメージから、「何かを発見すること」と「発見された対象そのもの」の両方を指す。 -
名詞(法律用語)
証拠開示(手続き)
裁判において相手方に証拠・情報を開示する手続きを指す。「隠れている情報を明るみに出す」というコアイメージがそのまま法廷に応用されている。
3例文
4よくある間違い・注意点
inventionと混同しやすい。discoveryは「もともと存在していたものを明るみに出す」のに対し、inventionは「これまで存在しなかったものを作り出す(発明)」。たとえばコロンブスはアメリカ大陸をdiscoverしたが、エジソンは電球をinventした。
「大発見」をbig discoveryと言いたくなるが、自然な英語ではa major discovery / a remarkable discoveryの方がより一般的。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| finding | 調査・研究の結果として得られた「知見・結果」に焦点。discoveryが行為そのものを強調するのに対し、findingは得られた内容(データ・事実)を指すことが多い。複数形findingsで「調査結果」として頻用される。 |
| revelation | 驚くべき事実が突然明かされる「暴露・啓示」のニュアンスが強い。隠されていた秘密や衝撃的な真実が白日の下にさらされる場面で使われ、discoveryより劇的・感情的な響きを持つ。 |
| detection | 犯罪・欠陥・病気など「見えにくい問題を注意深く探し出す」ニュアンス。discoveryが新事実を広く指すのに対し、detectionは意図的・技術的な探知に限定される傾向がある。 |
対義語: concealment(隠蔽)、loss(消失・喪失)
6派生語・関連語
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discover
動詞
〜を発見する;〜に気づく
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discoverer
名詞
発見者 -
undiscovered
形容詞
未発見の;まだ知られていない
7コロケーション
- make a discovery(発見をする)
- scientific discovery(科学的発見)
- voyage of discovery(探検の航海/新たな発見の旅)
8確認テスト
The archaeologist spent years in the desert, and her greatest discovery was an intact tomb from the ancient dynasty.
① 彼女の最も偉大な発明品は、古代王朝の無傷の墓だった。
② 彼女の最も偉大な発見物は、古代王朝の無傷の墓だった。
③ 彼女の最も偉大な探検は、古代王朝の無傷の墓だった。
④ 彼女の最も偉大な調査結果は、古代王朝の無傷の墓だった。
②
discoveryは「これまで覆われていたもの(ここでは砂漠に埋もれた墓)を明るみに出すこと・出されたもの」を指す。この文ではan intact tombという「発見されたもの(発見物)」そのものを指しているため②が最適。①のinventionは「ゼロから作り出す発明」なので文脈に合わない。③の「探検」はexpeditionが適切。④のfindingsは複数形で使われることが多く、単数のdiscoveryとはニュアンスが異なる。
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