grow
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
growのコアイメージは「自然な力によって、時間をかけて大きくなっていく・変化していく」プロセスそのものです。植物が土から育つように、内側から変化が起きていくイメージです。このため「成長する・伸びる」という物理的な変化だけでなく、「〜になっていく(状態の変化)」という用法も生まれます。たとえば grow old(老いていく)、grow tired(だんだん疲れてくる)のように、外部から力が加わるのではなく、自然に・徐々にある状態へ移行していくニュアンスが根底にあります。また他動詞として「育てる」という意味になるのも、成長を促すプロセスに関わるからです。
2意味一覧
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自動詞
成長する、伸びる
生き物が自然な力で大きくなるコアイメージの最も直接的な表れ。植物や人間など生命的な成長に使う。 -
他動詞
〜を育てる、栽培する
「成長を促す側に立つ」ことで他動詞になる。grow vegetables(野菜を育てる)のように、成長プロセスに人為的に関わるイメージ。 -
自動詞
〜になっていく(状態変化)
「自然に・徐々に変化していく」コアイメージが状態変化に応用された用法。become より時間をかけたゆっくりした変化を示す。grow old / grow tired / grow into … など頻出。 -
自動詞
(規模・量が)拡大する、増大する
数値や組織など抽象的なものが「自然に大きくなっていく」イメージ。ビジネス・経済文脈でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
grow + 形容詞(grow old / grow cold / grow dark など)の「〜になっていく」用法を見落としがち。becomeと同じ意味で使えるが、growは「徐々に・時間をかけて変化する」ニュアンスが強く、一瞬の変化には使えない。
grow upとgrowの区別に注意。grow upは「子供が成長して大人になる」プロセス全体を指し、grow aloneは単に「大きくなる・伸びる」に近い。また grow up には「いい加減にしろ(大人になれ)」という叱責的な意味も口語でよく使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| develop | 能力・才能・計画などが意図的・段階的に発展するイメージ。growが「自然な成長」なのに対し、developは「意図や構造を伴う発展」が強い。 |
| become | 状態変化の結果だけを述べる。growが「徐々に変わっていくプロセス」を表すのに対し、becomeは変化の時点・結果に焦点を当てる。 |
| expand | 主に規模・範囲の「拡大」に限定される。growより意図的・人為的なニュアンスが出ることが多い。 |
対義語: shrink、decline、wither
6派生語・関連語
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growth
名詞
成長、発育、増大
-
grown
形容詞
成長した、大人になった(grown-up で「大人」) -
grower
名詞
栽培者、生産者 -
outgrow
動詞
〜より大きく成長する、(服などが)小さくなる、(習慣など)を卒業する
7コロケーション
- grow up(成長して大人になる)
- grow into …(成長して〜になる・〜に合うようになる)
- economic growth(経済成長)
8確認テスト
“As winter approached, the days grew shorter and the air grew cold.”
① 日が(急に)短くなり、空気が(急に)冷たくなった
② 日が(徐々に)短くなっていき、空気も(だんだん)冷たくなってきた
③ 日を短くし、空気を冷たくした
④ 日が短く育ち、空気が冷たく育った
②が正解。growのコアイメージ「自然に・徐々に変化していく」が典型的に表れた文。became shortやbecame coldとは異なり、冬に向かって少しずつ変わっていくプロセスが描かれている。①のような「急な変化」はbecomeや状況副詞で表現し、growには合わない。③は他動詞的解釈で文法的に不自然。④は「育つ」の直訳で文脈に合わない。
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