economics
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
economicsの語源はギリシャ語の「oikos(家)」+「nomos(管理・法則)」。つまり「家の管理術」が原義で、限りある資源をどう配分・運用するかを考える営みを指す。この「管理・配分の仕組み」というコアイメージから、「経済学(学問)」と「経済性・採算(実用的側面)」という二方向の意味が生まれる。複数形に見えるが常に単数扱い(-icsで終わる学問名の共通ルール)という点も重要。個人の家計管理から国家・世界規模の資源配分まで、スケールは違えど「限られたものをいかに賢く使うか」という問いに向き合う概念がこの単語の核心にある。
2意味一覧
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名(不可算/常に単数扱い)
経済学
「資源配分の仕組み」を体系的・学術的に探究する学問分野。大学の学部名や授業名として使われる最も一般的な意味。 -
名(不可算/常に単数扱い)
経済状況・経済的側面
「ある対象(プロジェクト・政策など)の資源配分の仕組み」という意味。「the economics of ~」の形で「〜の採算・経済的実態」と訳せる重要な用法。 -
名(複数扱い)
採算・費用対効果
「the economics don’t work out(採算が合わない)」のように、現実的な金銭・費用の計算という文脈でも使われる。学問ではなく「実際のお金の論理」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「economics」は -ics で終わるため複数形に見えるが、学問名として使う場合は単数扱い(Economics is my favorite subject. ✓)。ただし「採算」の意味で使う場合は複数扱いになることもある(The economics of the deal are unclear.)。
「economy(経済・節約)」と混同しやすい。economyは「実際の経済状態・節約行為」、economicsは「それを研究する学問または経済的論理」。例:the Japanese economy(日本経済)vs. study economics(経済学を学ぶ)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| finance | 主に「お金の調達・運用・管理」に特化した分野・話題を指す。economicsより狭く実務的・金融的なニュアンス。 |
| political economy | 経済と政治の相互関係を扱う古典的な学問名。economicsより歴史的・哲学的な響きを持つ。 |
| commerce | 主に「商取引・貿易」の実際の活動を指す。学問・理論というよりビジネス実務のニュアンスが強い。 |
6派生語・関連語
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economy
名
経済(状態);節約
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economic
形
経済の;採算のとれる
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economical
形
節約する;経済的な(費用がかからない)
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economist
名
経済学者 -
economize
動
節約する;倹約する
7コロケーション
- study economics(経済学を学ぶ)
- the economics of ~(〜の経済的側面/採算)
- behavioral / macro / microeconomics(行動・マクロ・ミクロ経済学)
8確認テスト
“The government commissioned a report on the economics of renewable energy.”
① 再生可能エネルギーの経済学科
② 再生可能エネルギーの費用対効果・経済的側面
③ 再生可能エネルギーの節約術
④ 再生可能エネルギーの経済学者たち
② 「the economics of +名詞」は「〜に関わる資源配分の仕組み・採算・経済的論理」を意味する重要表現。学問名(①)でも節約(③)でも人物(④)でもなく、「再生可能エネルギーへの投資・費用が現実的に見合うかどうかという経済的側面」を指している。コアイメージ「資源配分の仕組み」が実用的なコスト評価として現れた例。
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