guard
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
guardのコアイメージは「何らかの脅威・危険が近づかないよう、対象との間に立って注意を払い続ける」こと。単に「守る」という結果だけでなく、「常に目を光らせて警戒する」プロセスが含まれている。だから動詞として「保護する・守る・監視する」、名詞として「警備員・番人・ガード」「警戒・用心」といった意味が自然に生まれる。protect が受動的・静的なバリアのイメージなのに対し、guard は能動的・継続的な監視の緊張感がある。スポーツでの「マークする・ガードする」、be on guard(警戒中)なども同じコアから来ている。
2意味一覧
-
動詞
守る、保護する
脅威が近づかないよう常に監視・介在することで、結果として対象を安全な状態に保つ。 -
動詞
監視する、見張る
コアイメージのプロセス面(見張り続けること)が前面に出た訳。囚人の監視や施設の警備など、注意を怠らず目を光らせる行為。 -
動詞
(スポーツで)マークする、ガードする
相手プレイヤーと自陣の間に立ち、相手の動きを常に警戒するという、まさにコアイメージそのもの。 -
名詞
警備員、番人、ガード
「見張る役割を担う人」。コアイメージを体現する存在そのもの。 -
名詞
警戒、用心(be on guard など)
脅威に備えて注意を払い続けている状態そのものを名詞化したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
protect と混同しやすいが、protect は「バリアで包んで安全にする」静的・物理的なニュアンスが強く、guard は「常に目を光らせて脅威を防ぐ」能動的・継続的な監視の緊張感がある。例えば sunscreen protects your skin(日焼け止めが肌を守る)には guard は使いにくい。
名詞用法を見落としがち。guard は「ガード(警備員・護衛)」「警戒状態」として名詞でも頻出。be on (one’s) guard(油断しない)、off guard(油断して)は重要表現。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| protect | 守った結果・状態に焦点。物理的・受動的なバリアのイメージが強く、継続的な監視の緊張感はない。 |
| watch over | 「見守る」という温かみのある監視で、威圧感や緊張感がなく、care の要素が強い。 |
| defend | 攻撃・批判に対して「防衛・反論する」ニュアンスが強く、積極的に抵抗する行為。guardより戦闘的。 |
対義語: attack、neglect、expose
6派生語・関連語
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guardian
名詞
守護者、後見人、保護者 -
guarded
形容詞
用心深い、慎重な(発言などが) -
safeguard
名詞・動詞
安全対策、保護手段(を講じる) -
bodyguard
名詞
ボディーガード、護衛
7コロケーション
- guard against ~(〜に対して用心する・警戒する)
- on guard(警戒して、番をして)
- security guard(警備員)
8確認テスト
“The politician gave only a guarded response to the reporter’s question.”
① 警備された返答
② 慎重で用心深い返答
③ 守られた返答
④ 監視された返答
② 慎重で用心深い返答。guarded は形容詞で「余計なことを言わないよう常に気を張っている」状態を表す。guardのコアイメージ(脅威が近づかないよう警戒し続ける)が発言の慎重さに転じたもの。政治家が言質を取られないよう注意深く答える場面で自然に使われる。①③④はguardの基本訳を機械的に当てはめた誤答。
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