accidentally
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
accidentallyの根底にあるのは「自分の意志や計画とは無関係に起きてしまった」というイメージ。語源はラテン語のaccidere(降りかかる・起こる)で、主体が能動的に引き起こしたのではなく、外側から「起きてしまった」感覚が強い。日本語の「誤って」は失敗・ミスのニュアンスがあり、「偶然に」は予期せぬ出来事のニュアンスがあるが、accidentallyはその両方を包含する。「うっかり壊した」のように本人の不注意による場合も、「偶然発見した」のように意図せず何かに遭遇した場合も、どちらも「そうしようと思っていたわけではない」という点で同じコアイメージに収まる。
2意味一覧
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副詞
誤って、うっかり
意図せずに行動した結果、好ましくない事態が生じたとき。「そのつもりはなかったのに起きてしまった」というコアイメージが「誤って」「うっかり」に対応する。 -
副詞
偶然に、思いがけず
意図せずに何かを発見したり出会ったりしたとき。計画や意志なしに起きた、という同じコアイメージが「偶然に」という訳語に対応する。 -
副詞
(皮肉・婉曲表現として)わざとではなく
「本当はわざとかもしれないが、表向きは意図しなかった」という文脈で使われる。「意志が介在していない」というコアイメージを逆手に取った用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「偶然に」という意味でaccidentallyを使うとき、by chanceと完全に同義と思いがちだが、accidentallyには「本来そうなるべきでなかった」「計画外だった」というニュアンスが強く、思わぬ発見などポジティブな結果にも使えるが、どこかうっかり感・予期せぬ感が残る点に注意。
「わざと(deliberately / on purpose)」と対比して使われることが多い。「わざとではなく」という意味を込めて弁解・言い訳の文脈でも頻出するため、この対義語セットを意識して覚えておくと読解に有利。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| by chance | 「偶然の一致・運」によるニュアンスが強く、良いことにも使いやすい。accidentallyほど「不注意・ミス」の響きはない。 |
| inadvertently | 「注意が向いていなかったために」というニュアンスが強いフォーマルな語。accidentallyより書き言葉的・硬い表現。 |
| unintentionally | 「意図せずに」という意味を直接表す語。accidentallyよりも「意志の欠如」に焦点があり、結果の性質(良し悪し)を問わず使える。 |
| by mistake | 「間違いによって」というニュアンスで、失敗・手違いの文脈に限定される。accidentallyより適用範囲が狭い。 |
対義語: deliberately、intentionally、on purpose
6派生語・関連語
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accident
名詞
事故、偶然の出来事
-
accidental
形容詞
偶発的な、意図しない
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accidence
名詞
(文法)語形変化論(やや専門的)
7コロケーション
- accidentally discover(偶然発見する)
- accidentally delete(誤って削除する)
- accidentally on purpose(わざとのくせに偶然を装って)
8確認テスト
The scientist accidentally stumbled upon a new compound that could revolutionize medicine.
① 誤って
② うっかり
③ 偶然に
④ 故意に
③「偶然に」が正解。stumblesは「つまずく→偶然出会う」という意味で、新化合物を「発見してしまった」文脈はミスではなく思いがけない発見。「意図せずそうなった」コアイメージが「偶然に」として現れる典型例。①②はミス・失敗のニュアンスが強く不自然。④は意味が真逆。
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