knee
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
「knee(ひざ)」のコアイメージは、脚の中間にある「曲がり角」「折れ曲がる点」です。人体の脚において、上半身の重さを支えつつ前後に曲がる最も重要な関節であり、「屈伸・折り曲げる」という動作と強く結びついています。このイメージから転じて、動詞として「ひざで打つ」という意味も生まれます。また「on one’s knees(ひざまずいて)」という表現では、屈服・懇願・祈りといった「頭を垂れる姿勢」を表し、単なる身体部位を超えた文化的・感情的な含意も持ちます。「kneel(ひざまずく)」という動詞とも語源的に深くつながっています。
2意味一覧
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名詞
ひざ(膝関節)
脚の中間にある「曲がり角」そのものを指す最も基本的な用法。人体の関節の中でも最大級で、曲げ伸ばしの要となる部位。 -
名詞
(座ったときの)ひざの上・太もも部分
座った状態でひざを曲げたときにできる「平面」を指す用法。”sit on one’s knee” のように、子どもを乗せたり物を置いたりできる「台」としての面的なイメージ。 -
動詞
ひざで打つ・ひざを当てる
「ひざ」という部位を道具として使って「打つ・当てる」動作。格闘技や日常的な接触場面で使われる、やや口語的な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「knee」と「lap」の混同に注意。「knee」は関節そのもの(解剖学的部位)で、「lap」は座ったときに太ももの上にできる水平面全体を指します。子どもを「ひざの上に乗せる」場面では一般的に “sit on one’s lap” を使うほうが自然なことが多いです。
「knee」の k は発音しないサイレント k です(発音は [níː])。”knock”(ノック)や “know”(知る)と同様、kn で始まる単語の k は読まないというルールを覚えておきましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| lap | 座ったときに太もも全体が作る水平面を指す。「knee」が関節そのものなのに対し、「lap」は広くてフラットな「面」のイメージ。 |
| joint | 関節一般を広く指す語。「knee」がひざ関節に特化しているのに対し、「joint」は肘・指・腰など任意の関節を指せる汎用語。 |
対義語: hip(腰・股関節)、shoulder(肩)
6派生語・関連語
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kneel
動詞
ひざまずく
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kneecap
名詞
ひざの皿(膝蓋骨) -
knee-deep
形容詞・副詞
ひざまでの深さの;深く関わっている -
knock-kneed
形容詞
O脚の逆、X脚の(ひざが内側に曲がった)
7コロケーション
- on one’s knees(ひざまずいて;困窮して)
- bend one’s knee(ひざを曲げる;屈服する)
- knee injury(ひざの怪我)
8確認テスト
“The country was brought to its knees by the economic crisis.”
① その国の経済危機はひざに影響を与えた
② その国は経済危機によって壊滅的な打撃を受けた
③ その国はひざをついて経済危機を迎えた
④ その国は経済危機でひざをケガした
② 「bring ~ to its knees」は「〜をひざまずかせる」→「〜を屈服させる・壊滅させる」という慣用表現。kneeの「折り曲げる=屈服・崩壊」というコアイメージが比喩的に拡張されたもので、国や組織が「立っていられない状態になる」ことを表します。①③④はいずれも文字通りに解釈しすぎた誤訳です。
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