pharmacy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
pharmacyの語源はギリシャ語の「pharmakon(薬)」に由来する。コアイメージは「薬を専門的に扱う場所・学問」。単なる「薬を売る店」にとどまらず、薬剤師が処方箋を確認し、薬を調合・調製・管理するという専門的な行為が伴う点が重要。そのため「薬局」という場所としての意味と、「薬学」という学問領域としての意味の両方を自然に持つ。drugstoreが日用品やコスメも扱うコンビニ的な店を指すのとは異なり、pharmacyには「薬の専門性・処方性」という核心的なニュアンスがある。
2意味一覧
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名
薬局(処方箋薬も扱う専門の調剤店)
「薬を専門的に調合・管理する場」というコアから、薬剤師が常駐して処方箋を処理する場所としての「薬局」という意味が生まれる。 -
名
薬学(薬の性質・調製・作用を研究する学問)
「薬を専門的に扱う知識体系」というコアから、大学などで学ぶ学問領域としての「薬学」という意味にも自然につながる。 -
名
(病院内などの)調剤室・薬剤部
場所としてのコアイメージが病院内に応用され、院内で薬を調製・管理する部門を指す用法にも使われる。見落とされがちだが医療文書では頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
drugstoreと混同しがち。drugstoreはアメリカ英語で化粧品・日用品なども扱うコンビニ型の店舗を指すのに対し、pharmacyは薬・処方箋に特化した専門性の高い場所を指す。処方箋(prescription)が必要な薬を受け取る場面ではpharmacyを使うのが適切。
「薬局」の意味だけを覚えて「薬学」の意味を忘れがち。大学受験では『He is majoring in pharmacy.(彼は薬学を専攻している)』のような文脈で出題されることがあるので、両義を押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| drugstore | 主にアメリカ英語で使われ、薬だけでなく日用品・化粧品・食品なども扱う店舗全体を指す。pharmacyほどの「処方・調剤」の専門性はない。 |
| chemist’s(chemist) | 主にイギリス英語で使われる薬局の呼び方。意味はpharmacyとほぼ同じだが、イギリスでは「化学者」という意味のchemistが薬剤師も兼ねる歴史的背景による。 |
| dispensary | 病院やクリニック内にある調剤室・薬剤部を特に指す。pharmacyより規模が小さく、外来患者に薬を渡す機能に特化したニュアンスがある。 |
6派生語・関連語
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pharmacist
名
薬剤師 -
pharmaceutical
形・名
製薬の・薬学の/(複数形で)医薬品 -
pharmacology
名
薬理学(薬が体に与える作用を研究する学問) -
pharma
名
製薬産業・製薬会社(pharmaceuticalの略称として使われる)
7コロケーション
- go to the pharmacy(薬局に行く)
- local pharmacy(近所の薬局・かかりつけ薬局)
- school of pharmacy(薬学部)
8確認テスト
「After graduating from the school of pharmacy, she became a licensed pharmacist.」
① 薬局を卒業した後、彼女は資格を持つ薬剤師になった。
② 薬学部を卒業した後、彼女は資格を持つ薬剤師になった。
③ 薬品会社を卒業した後、彼女は資格を持つ薬剤師になった。
④ 調剤室を卒業した後、彼女は資格を持つ薬剤師になった。
② 「school of pharmacy」は「薬学部」を意味する。pharmacyには場所としての「薬局」だけでなく、学問としての「薬学」という意味もある。「school of ~」は「~学部・~学校」を表す表現なので、ここでは学問領域のコアイメージが働き「薬学部」が最も自然な訳となる。
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