spark
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
sparkのコアイメージは「ぱっと飛び散る火花」。暗い場所に突然現れる小さくも鮮烈な光の瞬きが根底にある。物理的な意味では金属同士がぶつかる瞬間に散る火花やスパーク。そこから転じて、何もなかったところに突然何かが「点火される」イメージで使われる。人の感情・興味・議論・変化などが「ゼロから突然始まる」場面で幅広く使われるのはこのため。名詞では「才気」「活気」のような意味にもなるが、これも「ぱっと光る知性や生命力」というイメージと一致している。日本語に訳すときは文脈次第で「引き起こす・火をつける・芽生えさせる」など変わるが、本質は常に「何かが点火された瞬間」。
2意味一覧
-
名詞
火花、スパーク
金属や電気がぶつかる瞬間に散る「小さな光」そのものを指す、最も直接的な意味。 -
名詞
(感情・才能などの)きらめき、才気、活気
火花のように「ぱっと光る」知性や生命力のイメージから、人が持つ輝くような才気や活気を指す。 -
動詞
(感情・議論・変化などを)引き起こす、火をつける、芽生えさせる
火花が燃焼を「点火する」ように、ゼロだったものに最初のエネルギーを与えて動き出させるイメージ。 -
動詞
火花を散らす、スパークする
電気や摩擦によって火花が物理的に散る状態を表す、最も字義通りの動詞用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
spark と cause はどちらも「引き起こす」と訳せるが、causeは単なる原因と結果の関係であるのに対し、sparkには「それまで存在しなかったものが突然点火される」ニュアンスが強い。特に感情・議論・運動など「エネルギーが一気に動き出す」場面ではcauseよりsparkが自然。
名詞の spark a spark of… で使われると「ほんのわずかな〜」という意味になることがある(例: not a spark of interest = 全く興味がない)。動詞用法ばかりに慣れると見落としやすいので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ignite | igniteも「点火する・引き起こす」だが、より大きな炎・強烈な感情を燃え上がらせるイメージ。sparkが「きっかけの一瞬」なら、igniteは「本格的に燃え始める」段階に近い。 |
| trigger | triggerは「引き金を引く」語源で、抑制されていたものが一気に解放されるイメージ。sparkの「無から点火」に対し、triggerは「すでにあった力が解き放たれる」ニュアンスが強い。 |
| inspire | inspireは「(人の内側に)息を吹き込む」ニュアンスで、継続的なモチベーションを与える意味合いが強い。sparkは瞬間的な点火であるのに対し、inspireは持続的な影響を含む。 |
対義語: extinguish、suppress、dampen
6派生語・関連語
-
sparkling
形容詞
きらきらと輝く、(ワインなどが)発泡した、生き生きとした -
sparkle
動詞・名詞
きらきら輝く(輝き);才気をほとばしらせる
-
spark plug
名詞
(エンジンの)点火プラグ;(比喩)集団を動かす中心人物
7コロケーション
- spark a debate / controversy(議論・論争に火をつける)
- spark interest / curiosity(興味・好奇心を芽生えさせる)
- a spark of hope / genius(かすかな希望 / 天才のきらめき)
8確認テスト
“The documentary sparked widespread outrage over environmental destruction.”
① 広範な怒りを記録した
② 広範な怒りを鎮めた
③ 広範な怒りに火をつけた
④ 広範な怒りを予測した
③「広範な怒りに火をつけた」が正解。sparkのコアイメージは「それまで眠っていたものを一瞬で点火する」こと。ドキュメンタリーが「きっかけ」となり、社会的な怒りが一気に燃え上がった状況を表している。①のrecordedや④のpredictedとは全く異なり、②のquenchedは「鎮める」で意味が逆になる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。