artistic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
artisticのコアイメージは「芸術家(artist)的な質・性質を帯びている」こと。単に「芸術に関係する」という客観的な事実だけでなく、「美的センスがある」「創造的な感性を持っている」という主観的・評価的なニュアンスを強く含む。たとえば「artistic person」は「芸術を専攻している人」ではなく「感性豊かでセンスのいい人」を指す。また、絵画・音楽・デザインなど特定分野に限らず、料理の盛り付けや空間の演出など、生活のあらゆる場面に「美を生み出す力」があると感じられるときに使われる。「上手い(skilled)」よりも「美しく・独自の感性で表現できる」という質感が前面に出るのがこの単語の特徴だ。
2意味一覧
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形容詞
芸術的な;芸術の
芸術作品や活動が「美的・創造的な質」を持っていることを示す最も基本的な用法。コアイメージ(芸術家的な感性)がそのまま表れている。 -
形容詞
美的センスのある;感性豊かな
人を主語にして「芸術家のような創造的感性を持っている」と評するとき使う。日本語で「あの人は芸術肌だ」に近いニュアンスで、芸術家でなくても使える。 -
形容詞
(デザインや配置などが)美しく工夫された;凝った
インテリアや料理の盛り付けなど、日常の物事に芸術家的センスが宿っているように見えるとき使われる。「美を意識して作られた」というニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
「artistic」は単に『芸術に関係している』という中立的な事実ではなく、『美的センス・創造性がある』という肯定的評価を含む。そのため「芸術の試験」を『an artistic exam』とは言わず、『an art exam』とするのが自然。art(名詞)とartistic(形容詞)の使い分けに注意。
「artistic」と「aesthetic(美的な、審美的な)」は似ているが、artisticは『創造する側の感性・技能』に焦点を当て、aestheticは『美そのものの知覚・判断』に焦点を当てる。例えば、『aesthetic appreciation(美的鑑賞)』はartisticに置き換えにくい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| aesthetic | 美そのものの感覚・判断に焦点を当てる。artisticが「作る側の創造的センス」なのに対し、aestheticは「美を認識・判断する感性」に重点がある。 |
| creative | 「何か新しいものを生み出す力がある」という意味で、芸術に限らずビジネスやアイデアにも幅広く使われる。artisticよりも領域が広く、美的センスよりも独創性・発想力に重点がある。 |
| imaginative | 豊かな想像力に焦点を当てた語。artisticのような「美的表現の質」よりも、「頭の中で自由に発想できる力」を強調する。 |
対義語: unartistic、prosaic(散文的な、平凡な)
6派生語・関連語
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art
名詞
芸術;美術
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artist
名詞
芸術家;アーティスト -
artistically
副詞
芸術的に;美的センスをもって -
artistry
名詞
芸術的技量;卓越した表現力
7コロケーション
- artistic talent(芸術的才能)
- artistic expression(芸術的表現)
- artistic freedom(芸術的自由)
8確認テスト
“My sister is very artistic — she turned an old wooden crate into a beautiful bookshelf.”
① 彼女はとても芸術家志望で
② 彼女はとても感性豊かで
③ 彼女はとても芸術を勉強していて
④ 彼女はとても器用なだけで
② が正解。古い木箱を美しい本棚に変えた行為は「美を生み出す創造的センス(artisticのコアイメージ)」そのもの。①「芸術家志望」は職業志向のニュアンスが入りすぎ、③「芸術を勉強している」は学習という事実に限定されすぎ、④「器用なだけ」はartisticが持つ『美的センス』のニュアンスが抜けている。artisticはプロの芸術家でなくても日常で美を生み出す感性を持つ人に使える点がポイント。
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