bush
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
bushのコアイメージは「地面から密集して広がる低木の茂み」です。高くそびえる木(tree)と違い、地面近くで枝が広がり、視界や進路を遮るような密度感があります。このイメージから「低木・茂み」という基本的な意味が生まれます。また、開拓された都市部と対比して、オーストラリアやアフリカの「未開の原野・草原地帯」を指すこともあります。さらに、慣用表現 beat around the bush(=茂みのまわりをぐるぐる打ち回る)は「核心に近づかず遠回りする」様子を表し、「直接言わずにいる」というニュアンスになります。茂みの「密集・不透明感」が「回りくどさ」に通じているのです。
2意味一覧
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名
低木、茂み
地面近くで枝葉が密集して広がる植物がコアイメージそのもの。treeより背が低く、複数の茎が束になって生える様子を指す。 -
名
未開の原野、bush地帯(オーストラリア・アフリカなど)
人の手が入っていない低木・草木が密生した荒野のイメージから、文明・都市の対義語として「辺境の自然地帯」を指すようになった。 -
名
(茂みのような)ふさふさしたもの(髪・しっぽなど)
低木が密集して広がる視覚イメージが転じて、毛やひげが豊かにふさふさ生えている様子にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
bush と shrub はどちらも「低木・茂み」だが、bushは日常的でより広い意味(茂み全般)で使われるのに対し、shrubは植物学的に茎が複数あり木質化した低木を指す専門的な語。会話では bush が圧倒的に多い。
beat around the bush はよく出る慣用表現。「茂みを叩いて獲物を追い出す狩猟」の比喩が語源で、「直接本題に入らず回りくどく話す」という意味。「bush = 茂み」のコアを掴んでおくと忘れにくい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| shrub | 植物学的な低木を指す硬い語。bushより専門的で、日常会話よりも文章や学術的文脈で使われる。 |
| thicket | 低木や草が密生した「藪(やぶ)」全体を指し、bushより入り込みにくい密集感が強いイメージ。 |
| wilderness | 「未開地・荒野」の意味でbushと重なるが、wildernessはより広大で人跡未踏な荒野を指す。bushはオーストラリア・アフリカの草木が生えた原野に特に使われる。 |
対義語: tree(高木)、city / urban area(都市・市街地)
6派生語・関連語
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bushy
形
茂みのようにふさふさした、密生した(bushy eyebrows:濃い眉毛) -
bushland
名
(特にオーストラリアの)低木の生い茂る原野地帯 -
bush league
形・名
(米口語)二流の、プロレベルに達していない(「辺境のリーグ」が語源)
7コロケーション
- beat around the bush(遠回しに言う、本題を避ける)
- rose bush(バラの低木)
- in the bush / out in the bush(原野の中で、未開の地で)
8確認テスト
“After months of hiking through the Australian bush, she finally reached the small outback town.”
① 茂み・低木
② 遠回しな発言
③ 未開の原野・荒野
④ ふさふさした毛
③ 未開の原野・荒野。オーストラリアを舞台に「何ヶ月もハイキングして通り抜けた」という文脈と、続く「outback town(辺境の町)」から、都市から離れた広大な自然地帯を指していると判断できる。①の「茂み」は一箇所の低木を指すので、何ヶ月も旅する広大な地域を表すには不自然。
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