courage
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
courageの語源はラテン語の「cor(心)」。つまりcourageの本質は「心(感情・意志)から湧き出る力」です。単なる「怖くない状態」ではなく、「恐怖や困難を感じながらも、それを乗り越えようとする内面の強さ」がコアイメージです。だから勇気ある行動とは無謀さとは違い、リスクや痛みを十分に理解した上で踏み出す一歩のこと。身体的な危険に立ち向かう場面だけでなく、困難な真実を告げる・信念を貫くといった精神的・道徳的な場面にも広く使われます。「度胸」と訳すと少し軽くなり、「勇気」と訳すと内面の誠実さが伴うニュアンスが出ます。
2意味一覧
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名
勇気、度胸
恐怖や困難を感じながらも心の力でそれを乗り越えようとする状態。身体的な危険への立ち向かいに使われる最も基本的な用法。 -
名
(精神的・道徳的な)勇気、信念を貫く強さ
「心の力」というコアイメージは身体的な場面に限らず、批判を恐れず真実を語る・信念を守るといった精神的・道徳的な局面にも使われる。moral courageとも表現される。
3例文
4よくある間違い・注意点
「brave(形容詞)」と混同しがち。courageは名詞で内面に持つ「心の力そのもの」、braveは「その力を行動に示している状態」を表す形容詞。She is brave because she has courage.(彼女は勇気を持っているから勇敢だ)と整理するとよい。
「無謀さ(recklessness)」との混同に注意。courageは恐怖やリスクを認識した上で踏み出す点が重要で、怖さを感じない無鉄砲さとは本質的に異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bravery | 主に身体的な危険に対して実際の行動で示す勇敢さ。courageより外面的・行動的なニュアンスが強い。 |
| boldness | 大胆さ・果敢さ。恐怖を乗り越えるというより積極的に前に出る気質を指し、courageより「向こう見ず」に近いニュアンスになることもある。 |
| nerve | 口語的で「度胸・気力」のニュアンス。「have the nerve to do」の形でよく使われ、時に「厚かましさ」の意味にもなる。courageより軽いトーン。 |
対義語: cowardice(臆病、卑怯)、fear(恐怖)
6派生語・関連語
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courageous
形
勇気のある、勇敢な -
courageously
副
勇敢に、勇気を持って -
encourage
動
(en-「中に入れる」+courage)励ます、勇気づける
-
discourage
動
(dis-「反対」+courage)落胆させる、意欲をそぐ
7コロケーション
- muster (up) the courage to do(〜する勇気を振り絞る)
- take courage(勇気が要る/勇気を出す)
- show courage(勇気を示す、勇敢に振る舞う)
8確認テスト
“The whistleblower showed great courage in speaking out against the corruption despite knowing the risks.”
① 無謀さ
② 勇気・信念を貫く強さ
③ 怒り
④ 自信
② 勇気・信念を貫く強さ。この文では身体的な危険ではなく、リスクを十分に認識した上で不正を告発するという精神的・道徳的な局面でcourageが使われている。courageのコアイメージ「恐怖や困難を感じながらも心の力で乗り越えようとすること」がそのまま当てはまる。①の「無謀さ」はリスクを考慮しない点でcourageとは異なり、③④はそもそも意味が違う。
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