composition
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
compositionの根底にあるのは、ラテン語のcomponere(共に=com + 置く=ponere)に由来する「複数の要素を一つにまとめ上げる」というイメージです。化学的な成分・組成も、音楽の作曲も、絵画の構図も、学校の作文も、すべて「バラバラな要素を組み合わせて一つの完成物を作る」という共通の本質を持っています。「日本の人口構成」も「岩石の組成」も「交響曲の作曲」も、このコアイメージから自然に意味が広がります。つまりcompositionとは、単なる「結果」ではなく、「組み合わせのプロセスとその結果」の両面を含む言葉です。
2意味一覧
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名
構成・組成
複数の要素が組み合わさってできた全体の成り立ちを指す。「何がどう組み合わさっているか」という視点から生まれた意味。 -
名
合成物・成分
組み合わせの結果としてできた物質や、その構成要素のこと。化学・科学の文脈でよく使われる。 -
名
(絵画・写真の)構図
画面の中に複数の要素(被写体・色・空間)を意図的に配置・組み合わせることで生まれる芸術的な配置を指す。 -
名
作文
言葉を組み合わせて一つのまとまった文章を作り上げる行為・その成果物。英語教育の文脈で頻出。 -
名
作曲・楽曲
音符やメロディーを組み合わせて一つの音楽作品を作り上げる行為・その作品そのもの。 -
名
気質・性格
人の性格もさまざまな要素が組み合わさって形成されると捉える。やや古風・文語的な用法だが重要。 -
名
(印刷・タイプの)植字・組版
活字を組み合わせてページを構成する作業。コアイメージが印刷技術にも応用された意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「composition=作文」とだけ覚えてしまうと、科学的・芸術的文脈で全く別の意味に見えてしまう。「構成」というコアイメージを軸に覚えると、どの文脈でも意味を推測しやすくなる。
compositionとstructureは混同されやすいが、compositionは「何から成り立っているか(成分・要素)」に焦点を当てるのに対し、structureは「どのように組み立てられているか(配置・骨格)」に焦点を当てる点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| structure | 要素の「配置や骨格」に着目する点が異なる。compositionが「何が入っているか」なら、structureは「どう組み立てられているか」。 |
| makeup | よりカジュアルな語で「成り立ち・構成」を指す。the makeup of a team(チームの構成)のように使う。 |
| piece | 音楽・文芸作品を指す場合の類義語。compositionよりも広く、ジャンル・規模を問わず使える汎用的な語。 |
| essay | 「作文・小論文」の意味では類義語。ただしessayは特に論述的・意見表明的な文章を指し、compositionよりも内容に重点を置く。 |
対義語: decomposition(分解)、destruction(破壊)
6派生語・関連語
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compose
動
構成する、作曲する、作文する
-
composer
名
作曲家 -
composite
形・名
合成の・複合の;合成物 -
composed
形
落ち着いた、冷静な(自分の要素がうまく組み合わさっている状態) -
decompose
動
分解する、腐敗する(compositionの逆)
7コロケーション
- the composition of~(~の構成・成分)
- musical composition(楽曲・作曲)
- write a composition(作文を書く)
8確認テスト
Scientists analyzed the chemical composition of the meteorite and found traces of water.
① 化学的な作文
② 化学的な構成・組成
③ 化学的な気質
④ 化学的な楽曲
② 化学的な構成・組成。meteorite(隕石)を科学者が分析するという文脈から、「何がどう組み合わさっているか(成分・組成)」を調べているとわかる。compositionのコアイメージ「複数の要素を組み合わせて作られたもの」が、化学的文脈では「組成・成分」という訳語として表れる典型例。
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