compose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
composeの語源はラテン語のcom-(一緒に)+ponere(置く)。つまり「複数のものを一定の場所に並べてひとつにする」というイメージが根底にある。音楽を作曲するのは「音符や旋律を組み合わせてひとつの曲にまとめる」こと、文章を書くのは「言葉を組み上げてひとつの文章にまとめる」こと、「〜から成り立つ」は「複数の要素がまとまってひとつのものを構成している」状態。さらに「気を落ち着かせる」は、乱れた気持ちをひとつにまとめて整えるというイメージから来ている。どの用法も「バラバラなものを統合してまとまりをつくる」という核心から派生している。
2意味一覧
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動詞
〜を構成する、〜から成り立つ
複数の要素がまとまってひとつの全体を形成している状態。be composed of の形で「〜から成り立っている」とよく使われる。 -
動詞
(音楽・詩などを)作る、作曲する
音やことばをひとつにまとめ上げて作品をつくることが、コアイメージそのもの。 -
動詞
(文章・手紙などを)書く、作成する
「作曲する」と同じ発想で、ことばを組み合わせてひとつの文章としてまとめ上げること。 -
動詞
(気持ち・表情などを)落ち着かせる、整える
乱れた感情や表情をひとつに集めて統制するイメージ。compose oneself(気を落ち着かせる)という形でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
be composed of と comprise の混同に注意。’The team is composed of 10 members.’(チームは10人から成る)は正しいが、’The team comprises of 10 members.’のように comprise の後に of は不要。また compose は「作曲する」という意味だけで覚えがちだが、受験では be composed of(〜で構成されている)の形が最重要。
compose oneself という慣用表現を知らないと、「自分自身を作曲する?」と混乱しがち。「乱れた自分をひとつにまとめる=気を落ち着かせる」というコアイメージを押さえておけば自然に理解できる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| consist of | 「〜から成る」という構成を表す点では同じだが、consist of は状態を表す自動詞表現で受動態にできない。compose は他動詞なので be composed of の受動態が可能。 |
| create | create は「無から何かを生み出す」という創造性に重点があるのに対し、compose は「要素を組み合わせてまとめ上げる」プロセスに重点がある。 |
| calm | 「落ち着かせる」という意味では似ているが、calm は外から刺激を取り除いて静める感覚。compose は内側から自分をまとめ直す能動的なニュアンスが強い。 |
対義語: decompose、disrupt、agitate
6派生語・関連語
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composition
名詞
構成、作曲、作文、(音楽の)曲
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composer
名詞
作曲家 -
composed
形容詞
落ち着いた、冷静な -
decompose
動詞
分解する、腐敗する(composeの反対:まとまりを崩す) -
composite
形容詞・名詞
複合の、合成物(複数要素がまとまったもの)
7コロケーション
- be composed of ~(〜で構成されている)
- compose oneself(気を落ち着かせる)
- compose a letter / email(手紙・メールを書く)
8確認テスト
Despite the shocking news, the CEO remained composed throughout the press conference.
① 作曲された
② 構成された
③ 冷静を保った
④ 執筆された
③「冷静を保った」が正解。composed はここでは形容詞として使われており、compose oneself(気を落ち着かせる)の派生形。ショッキングなニュースにも動じず、乱れた感情をまとめ整えた状態=「冷静な」という意味になる。①②④はcomposeの別の意味だが、この文脈(感情・態度を描写している)には当てはまらない。
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