cozy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
cozyのコアイメージは「外の寒さや不安から守られた、温かく親密な空間・状態」です。北欧やイギリスで暖炉を囲む文化から生まれたような感覚で、物理的な温かさだけでなく、心理的な安心感・親密さも含みます。単なる「快適(comfortable)」と異なり、こぢんまりとした閉じた空間での包まれるような心地よさが核心です。そのため、場所(cozy room)にも、人間関係(cozy chat)にも使え、さらに転じて「なれ合いの・癒着した」という少しネガティブなニュアンスでも使われます。日本語の「ぬくぬく」「こじんまりとして居心地の良い」に近いイメージです。
2意味一覧
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形容詞
(場所・空間が)居心地の良い、こじんまりと温かい
外界から守られた温もりある小空間というコアイメージが直接表れた意味。広くて豪華な空間ではなく、「ちょうどいい小ささ」のある場所に使うことが多い。 -
形容詞
(人が)くつろいだ、ぬくぬくとした
空間の温もりが人の状態に転じた用法。毛布や暖炉など何かに「包まれて守られた」感覚を人が感じているときに使う。 -
形容詞
(関係・雰囲気が)親密な、内輪の(やや否定的に:なれ合いの、癒着した)
「閉じた温かい空間の中の人たち」というイメージが人間関係に転じると、親密で内輪的な関係を指す。政治・ビジネス文脈では「内輪でなれ合う=癒着した」とネガティブな意味になることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
comfortableとの混同に注意。comfortable は「不快感がない全般的な快適さ」ですが、cozy は「温もりに包まれたこじんまりとした安らぎ」という特定のニュアンスがあります。広い高級ホテルの部屋はcomfortableでも、必ずしもcozyではありません。
ポジティブな意味しかないと思い込まないこと。政治・経済のニュース文脈では a cozy relationship(癒着した関係)のようにネガティブな意味で使われることがあります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| comfortable | 不快感がない広義の「快適さ」を指し、cozyのような温もりや小さな空間のニュアンスはない。大きな空間や状況全般に使える。 |
| snug | cozyと非常に近いが、「きっちりと収まって動けないほどの密着した温もり」というニュアンスが強い。ぴったりとした小空間や服のフィット感にも使う。 |
| homey / homely | 「家庭的な温かさ・くつろぎ」を指し、cozyより「家らしさ」の要素が強い。見知らぬ場所でも家のような親しみやすさを感じるときに使う。 |
対義語: drafty(すきま風が入る)、bleak(殺風景な、荒涼とした)、uncomfortable(居心地の悪い)
6派生語・関連語
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cozily
副詞
居心地よく、くつろいで -
coziness
名詞
居心地の良さ、温もりのある心地よさ -
cozy up to
句動詞
〜に取り入る、〜にすり寄る(ネガティブなニュアンス)
7コロケーション
- a cozy little room / café(こじんまりした居心地の良い部屋・カフェ)
- feel cozy(くつろいだ気分になる、ぬくぬくする)
- a cozy relationship(なれ合いの・癒着した関係)
8確認テスト
The report revealed a cozy arrangement between the regulatory agency and the companies it was supposed to oversee.
① 居心地の良い
② 温かみのある
③ なれ合いの
④ こじんまりとした
③「なれ合いの」が正解。regulatory agency(規制機関)と監督対象の企業との間のarrangement(取り決め)という文脈では、cozyは「閉じた内輪の温かさ=癒着・なれ合い」というネガティブな意味になる。①②④は物理的な空間や状態に使う意味で、この政治・行政的な文脈には不自然。
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