cosmetic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
cosmeticのコアイメージは「表面(見た目)を美しく整えること」。ギリシャ語のkosmein(飾る・整える)に由来し、「内部の本質には手をつけず、外見だけを整える」という意味が根底にある。だから「化粧の」という具体的な意味だけでなく、「表面的な・見せかけの」という抽象的な意味にも広がる。政策や変更について使われる場合は、「根本的な解決にはなっておらず、見た目を取り繕うだけの」というネガティブなニュアンスが生まれる。英語話者はこの単語を見たとき、つねに「本質ではなく外見」というイメージを抱く。
2意味一覧
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形容詞
化粧の、美容の
肌や顔の「外見を美しく見せる」という行為に直接あてはまる、最も具体的な使い方。 -
形容詞
表面的な、見せかけだけの
「中身ではなく表面だけを整える」というコアイメージが抽象化され、変化・改革・修正などが「根本的ではなく見かけだけ」であることを批判的に表す。 -
名詞(通例複数形 cosmetics)
化粧品
「外見を美しく見せるもの」という名詞用法。単純にコアイメージの具体物。
3例文
4よくある間違い・注意点
「cosmetic」を「化粧の」という訳だけで覚えると、抽象的な「表面的な・見せかけの」という用法が読めなくなる。特に社説や論説文で cosmetic changes / cosmetic reform のように使われたとき、「化粧的な改革」と直訳してしまう誤りが多い。「根本を変えない見せかけの改革」と意訳できるかが問われる。
cosmeticsは化粧品という名詞、cosmeticは形容詞(または単数形の化粧品)。複数形のcosmeticsとの区別に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| superficial | 「表面的な」という意味で最も近い類義語。cosmetic より広く使われ、知識・理解・変化などあらゆるものの「表面だけ」を表す。cosmeticには「本来は美しくしようとする意図があるが中身は変わらない」というニュアンスが加わる。 |
| aesthetic | 「美的な・審美的な」を意味し、外見の美しさを肯定的に評価する語。cosmeticが「見かけだけ」という批判的ニュアンスを持ちうるのに対し、aestheticは芸術・デザインの文脈で使われることが多い。 |
| token | 「形式的な・名目だけの」を意味し、cosmetic同様に批判的文脈で使われる。ただしtokenは「最小限のことだけやって義務を果たしたふりをする」という意味合いが強い。 |
対義語: fundamental、substantive、radical
6派生語・関連語
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cosmetics
名詞(複数形)
化粧品類 -
cosmetology
名詞
美容学、美容術 -
cosmetologist
名詞
美容師、美容専門家 -
cosmetician
名詞
美容士、化粧品販売員
7コロケーション
- cosmetic surgery(美容整形手術)
- cosmetic changes / cosmetic reforms(表面的な変更・改革)
- cosmetic industry(化粧品業界)
8確認テスト
“Critics argued that the company’s apology was purely cosmetic, doing nothing to compensate the victims.”
①化粧的な ②美容のための ③表面的な ④審美的な
③表面的な。この文では「謝罪が被害者への補償を何もしていない」という文脈から、cosmeticは「見せかけだけで中身が伴わない」という意味で使われている。①「化粧的な」は直訳すぎて日本語として不自然、②「美容のための」は全く文脈に合わない、④「審美的な」はaesthetic的なニュアンスで不適切。cosmeticのコアイメージ「内部の本質には手をつけず外見だけを整える」がここでは批判的文脈で使われており、③が最も自然。
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