reaction
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
reactionの根底にあるイメージは「re-(戻る・返す)+action(行動・働き)」、すなわち「ある働きかけに対して返ってくる動き」です。物理や化学では「刺激に対して起こる変化」、日常では「出来事や言葉への反応・感情的な応答」、政治的文脈では「進歩的な動きへの反発・揺り戻し」として現れます。どの場面でも共通しているのは、「最初に何らかの働きかけ(action)があり、それに応じて逆向きまたは対応する動きが生じる」という構造です。この双方向性を意識すると、どんな文脈でも自然な日本語訳を導き出せるようになります。
2意味一覧
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名詞
反応、応答
外部の刺激や出来事という「action」に対して、身体・感情・行動が「返ってくる」のがcore image。アレルギー反応から感情的な反応まで幅広く使われる。 -
名詞
反発、反動、揺り戻し
社会的・政治的な「前進」という action に対して、反対方向に「跳ね返る」動きを指す。「改革への反動」のように、進歩に対する保守的な動きに使われる。 -
名詞
反作用(物理)・反応(化学)
作用(action)に対して必ず生じる等しく逆向きの力(ニュートンの第三法則)、または化学物質どうしが働き合って変化すること。「返ってくる働き」そのもの。 -
名詞
(危機への)対処行動、とっさの判断
予期せぬ出来事という「action」に対してとっさに「返す」動きで、スポーツや運転などで「反射的な対応」を指すことも多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「reaction」と「response」は似ていますが、reaction は刺激に対して半ば自動的・反射的に起こる「返り」のニュアンスが強く、response はより意図的・意識的な「応答」を指すことが多いです。例えば、アレルギーや化学変化には reaction、質問への丁寧な答えには response がより自然です。
日本語の「リアクション(芸人の大げさな反応)」のような限定的な意味でのみ覚えてしまうと、化学反応・政治的反動・物理的反作用など重要な意味を読み取れなくなります。文脈に応じて「反応・反発・反作用・反動」と柔軟に訳し分けましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| response | reactionより意図的・能動的な「応答」。質問への回答や政策への返答など、考えた上での対応に使いやすい。 |
| reply | 主に言語的なやりとりに限定。メールや質問への「返信・答え」。reactionより用途が狭い。 |
| backlash | reactionの「反発・反動」の意味に近いが、backlashは特に強烈な否定的反発・反発運動を指し、感情的な激しさがある。 |
対義語: action、initiative
6派生語・関連語
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react
動詞
反応する、反発する
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reactive
形容詞
反応性の、受け身の(対義語:proactive) -
reactionary
形容詞・名詞
(政治的に)反動的な(人)、守旧派の -
overreact
動詞
過剰反応する
7コロケーション
- have a reaction to 〜(〜に反応を示す)
- chain reaction(連鎖反応)
- gut reaction(直感的な反応、腸反応)
8確認テスト
The government’s announcement triggered a strong reaction from opposition parties.
①反作用
②反応
③反発
④アレルギー反応
③反発。政府の発表という「action」に対して、野党が逆方向に「跳ね返る」動きをしているため、「反発」が最も自然。「反応」もある程度成立するが、opposition parties(野党)という文脈と triggered(引き起こした)という強い動詞から、感情的・政治的な対立の色合いが強い「反発」が最適。「反作用」は物理用語、「アレルギー反応」はまったく文脈が違う。
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