efficiency
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
efficiencyの根底にあるイメージは「投入したリソース(時間・労力・コスト)に対して、どれだけ多くの成果を引き出せるか」という比率感覚です。語源はラテン語のefficientia(成し遂げる力)で、「何かを完全に外に向けて実現する」というニュアンスを持ちます。単に「速い」「頑張る」ではなく、**無駄を省いて最大の成果を得る**という合理性・最適性が核心です。機械の燃費(エネルギー効率)から、組織の業務効率、さらには人間の動作の無駄のなさまで、「インプットに対するアウトプットの質」という同じコアイメージで一貫しています。
2意味一覧
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名詞
効率、能率
投入リソースに対する成果の比率が高い状態を指す。「効率」はまさにこのコアイメージの直訳。 -
名詞
(機械・システムの)効率、有効性
エンジンや太陽光パネルなど、エネルギーの変換率・利用率を表す工学・物理的な文脈でも使われる。無駄なくエネルギーを出力に変える比率という同じ核心から来ている。 -
名詞
(人・組織の)有能さ、手際のよさ
人や組織がリソースを無駄にせず成果を出す「やり手ぶり」を指す。日本語では「手際のよさ」「キレのある仕事ぶり」と訳すとニュアンスが伝わることもある。
3例文
4よくある間違い・注意点
effectivenessと混同しやすい。efficiencyは「いかに少ないリソースで成果を出すか(手段の合理性)」、effectivenessは「いかに目標を達成したか(結果の有効性)」。’Doing things right’ がefficiency、’Doing the right things’ がeffectivenessと覚えると整理しやすい。
「効率的な」と言いたいときにefficiencyを使ってしまう誤り。形容詞はefficientを使うこと(例:an efficient system)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| effectiveness | 目標達成の度合いに焦点。リソースの使い方ではなく「結果として目的を果たしたか」を問う。efficiencyは手段、effectivenessは結果。 |
| productivity | 一定時間や労力あたりの生産量・成果量に注目した語。efficiencyより「どれだけ多くを生み出したか」という量的側面が強い。 |
| proficiency | 技能・熟練度の高さを指す語で、主に人のスキルに使う。efficiencyが「無駄のなさ」なのに対し、proficiencyは「習熟・上達」のニュアンス。 |
対義語: inefficiency、waste
6派生語・関連語
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efficient
形容詞
効率的な、能率的な
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efficiently
副詞
効率よく、能率的に -
inefficiency
名詞
非効率、無駄 -
inefficient
形容詞
非効率な、非能率的な
7コロケーション
- improve efficiency(効率を向上させる)
- operational efficiency(業務効率)
- fuel efficiency(燃費効率)
8確認テスト
“Engineers are working to increase the fuel efficiency of the new aircraft engine.”
① エンジンの燃料の有効性
② エンジンの燃費効率
③ エンジンの燃料の能率
④ エンジンの燃料節約
② エンジンの燃費効率。fuel efficiencyはエンジンが燃料というリソースをどれだけ無駄なく推力(アウトプット)に変換できるかを表す工学的な指標。この文脈では「燃費効率」が最も自然。①「有効性」はeffectivenessのニュアンスで不自然、③「燃料の能率」は日本語として不自然、④は意訳しすぎで測定値としての比率感覚が失われる。
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