formidable
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
formidableの語源はラテン語のformidare(恐れる・おびえる)。コアイメージは「それに向き合うと、その圧倒的な力・規模・能力に思わずひるんでしまう」というもの。単なる「怖い」(scary)とは異なり、恐怖の源が相手の「大きさ・強さ・実力」にある点が本質。だから対戦相手にも課題にも課題の大きさにも使える。訳す際は「手ごわい」「恐るべき」「並外れた」など文脈によって変わるが、根底には「容易には太刀打ちできないほどの圧倒的な何か」というニュアンスが一貫して流れている。
2意味一覧
-
形容詞
手ごわい、侮れない(相手・競争相手)
相手の実力や力が圧倒的で、向き合うだけでひるんでしまう状況。勝負の文脈でよく使われる。 -
形容詞
恐るべき、畏敬を感じさせる(人・存在)
その人物・存在の影響力や威圧感が大きすぎて、接するだけで気おされる感覚。 -
形容詞
大変な、困難な(課題・障壁・仕事)
課題や障壁の大きさが圧倒的で、取り組もうとすると思わず躊躇してしまうほど困難であること。 -
形容詞
並外れた、強力な(能力・規模)※ポジティブ文脈でも使用
圧倒するほどの能力・規模には感嘆・尊敬のニュアンスも伴い、ポジティブな評価としても機能する。
3例文
4よくある間違い・注意点
formidableはネガティブだけでなくポジティブな文脈でも使える点に注意。「a formidable talent(圧倒的な才能)」のように、感嘆・尊敬を込めて賞賛する場面でも登場する。単純に「恐ろしい」とだけ訳すと誤読につながる。
fearful(恐怖で震えるほど怖い)やterrible(ひどい・恐ろしい)と混同しやすいが、formidableは「相手の強大さ・実力」に由来する畏怖であり、単なる主観的な恐怖感ではない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| daunting | 「やる気をくじくほど困難に見える」ことに焦点。formidableが相手・対象の圧倒的な力・規模を強調するのに対し、dauntingは取り組む側の心理的萎縮を強調する。 |
| intimidating | 「威圧的で相手を萎縮させる」ニュアンス。formidableより意図的・心理的な圧力のニュアンスが強く、人の態度・雰囲気にも使いやすい。 |
| redoubtable | formidableとほぼ同義だが文語的・古風な響きが強く、特に尊敬を込めて実力者を称える場面で使われる。 |
| imposing | 「堂々として圧倒的な存在感がある」ニュアンス。外見や規模の印象的な大きさを指すことが多く、formidableほど「戦う/立ち向かう困難さ」を含意しない。 |
対義語: manageable、easy、weak、insignificant
6派生語・関連語
-
formidably
副詞
手ごわいほどに、圧倒的に -
formidableness
名詞
手ごわさ、圧倒的な力(まれに使用)
7コロケーション
- a formidable opponent / competitor(手ごわい相手・競合)
- a formidable challenge / task(大変な挑戦・難題)
- a formidable force / power(圧倒的な力・勢力)
8確認テスト
“The new startup has built a formidable team of engineers and designers.”
① その新興企業は恐ろしいエンジニアとデザイナーのチームを結成した。
② その新興企業は手ごわいエンジニアとデザイナーのチームを結成した。
③ その新興企業は大変なエンジニアとデザイナーのチームを結成した。
④ その新興企業は並外れて優秀なエンジニアとデザイナーのチームを結成した。
④が最も自然。この文脈では競合他社から見て「太刀打ちできないほど優秀な」チームを讃えており、formidableはポジティブな評価として機能している。①「恐ろしい」は意味がずれており、②「手ごわい」は対戦相手を前提とするニュアンスが強く人材の質の評価には不自然、③「大変な」は困難さのニュアンスで文脈に合わない。コアイメージの「圧倒的な力・能力で感嘆させる」がここでは賞賛に転じる例。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。