witness
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は19冊に掲載されています。
1コアイメージ
witnessの語源は古英語の「wit(知る・理解する)」+「-ness(状態)」。つまり「知っている状態にある人・もの」がコアイメージです。単なる「見る」ではなく、その場に居合わせて直接体験・把握しているというニュアンスが核心にあります。だから「目撃者」にも「証人」にも「証拠」にもなり得るのです。法廷で証言できるのは「自ら直接知っている人」だから証人であり、ある事実を証明できるものは「知っている状態を示すもの」として証拠になる。動詞として使えば「〜を直接目の当たりにする」となります。このコアさえつかめば、文脈ごとに自然な日本語を選べるようになります。
2意味一覧
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名詞
目撃者・立会人
その場に居合わせて直接「知っている」人。事件や出来事を自分の目で確かめた人物を指す。 -
名詞
証人(法廷などで)
法廷で「直接知っていること」を語れる人。目撃に限らず、契約書への署名立会人なども含む。 -
名詞
証拠・証し
ある事実を「知らしめるもの」=証拠。bear witness to〜で「〜の証拠となる」という表現がよく使われる。 -
動詞
〜を目撃する・〜に立ち会う
「直接知っている状態になる」こと。偶然でも意図的でも、その場で直接体験・確認するニュアンス。 -
動詞
〔ある時代・場所が〕〜を経験する・〜の舞台となる
時代や場所が主語になり「その時・その場所が〜を直接受けた(体験した)」という用法。受験頻出だが見落とされがちな意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
動詞のwatchやseeと混同しがち。watchは「意図的に注視する」、seeは「(自然と)目に入る」のに対し、witnessは「その場に居合わせて直接体験・確認する」という重みがある。特に法的・歴史的文脈で使われることが多い。
「20世紀は〜を目撃した」のように時代・場所が主語になる用法を知らないと、長文読解で意味が取れなくなる。この場合は「〜の舞台となった/〜を経験した」と訳すのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bystander | 偶然その場にいた傍観者で、積極的な関与や証言能力は含意しない。witnessより中立的・消極的。 |
| spectator | スポーツや公演などを観る観衆・観客。witnessと違い、犯罪・事故・法的場面には使いにくい。 |
| observer | 観察者・立会人。witnessより客観的・分析的なニュアンスが強く、法的な証言能力はあまり含意しない。 |
| testimony | 名詞のみで「証言・証拠」の意味。witnessが「証言できる人・もの」なのに対し、testimonyは証言という行為・内容そのものを指す。 |
対義語: suspect(容疑者)、perpetrator(加害者・犯人)
6派生語・関連語
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eyewitness
名詞
目撃者(特に自分の目で直接見た人。eyeを付けて視覚による目撃を強調) -
witness stand / witness box
名詞
(法廷の)証言台
7コロケーション
- bear witness to ~(〜の証拠となる・〜を証言する)
- eyewitness account(目撃者による証言・目撃談)
- call A as a witness(Aを証人として呼ぶ)
8確認テスト
The 21st century has witnessed an unprecedented spread of the internet across the globe.
① 21世紀は世界中へのインターネットの前例のない普及を目撃した。
② 21世紀には世界中への前例のないインターネットの普及が見られた。
③ 21世紀の人々はインターネットが世界中に広まるのを目撃した。
④ 21世紀は世界中へのインターネットの普及を証明した。
正解は②。「時代が主語のwiness」は日本語で「〜が見られた/〜の舞台となった」と訳すのが最も自然。①は直訳すぎて不自然(「21世紀が目撃した」という擬人表現を日本語にそのまま持ち込んでいる)、③は主語が「人々」にすり替わっていて不正確、④はwitnessに「証明する」という意味が全くないわけではないが、この文脈では「21世紀がインターネットの普及を証明した」という訳は意味的に不自然で不適切。
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