inequality
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
inequalityは「等しくない(not equal)」状態を表す名詞で、コアイメージは「本来は釣り合っていてほしいのに、そのバランスが崩れている状態」。equal(等しい)にin-(否定)が付いたequalityの否定形だ。人や集団の間に存在する扱い・機会・富などの「差」「格差」を指すことが多い。単に「違い」ではなく、『あるべき平等さが損なわれている』という問題意識・不公正のニュアンスが込められている点が重要。数学では「不等式」を意味するが、これも「両辺が等しくない」というコアイメージから自然に導ける。
2意味一覧
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名
不平等、格差、不公正
人や集団の間で機会・富・権利などのバランスが崩れている状態を指す。社会・経済・性別などの文脈で「格差」と訳されることも多い。 -
名
不等式(数学用語)
「両辺の値が等しくない(a ≠ b や a > b など)」という、コアイメージそのままの数学的表現。試験の数学の文章題などで登場する。 -
名
(品質・程度の)不均一、ばらつき
もののクオリティや量が一定ではなく「揃っていない」状態にも使われ、「格差」よりも中立的なニュアンスになる。
3例文
4よくある間違い・注意点
inequalityを常に「不平等」と訳そうとしがちだが、文脈によって「格差」「不均等」「不等式」と訳し分けるのが自然。特にeconomic inequality / income inequalityは「経済格差」「所得格差」と訳すのが一般的。
inequity(不公平、不正義)と混同しやすい。inequalityは「量・程度の差が釣り合っていない状態」、inequityは「公正さ・倫理的正しさが欠けている状態」とニュアンスが異なる。inequityの方がより道徳的非難の含意が強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| disparity | 二つのもの・集団の間に生じた「著しい開き・乖離」を強調する。格差の大きさそのものにフォーカスする客観的な語。 |
| inequity | 道徳・公正さの観点から「不公平・不正義」を非難するニュアンスが強い。inequalityよりも感情的・倫理的な批判を含む。 |
| imbalance | 力・数量・配分などの「バランスが崩れた状態」を指す。社会的問題意識よりも中立的で、機械・身体・組織など幅広い文脈で使える。 |
対義語: equality、equity
6派生語・関連語
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equal
形
等しい、平等な
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equality
名
平等、均等
-
unequal
形
不平等な、不均等な -
inequitable
形
不公平な、不公正な
7コロケーション
- social inequality(社会的不平等)
- income / wealth inequality(所得格差 / 富の格差)
- reduce / address inequality(格差を縮小する / 格差に取り組む)
8確認テスト
“The report highlighted the stark inequality in access to quality education between urban and rural areas.”
① 不等式
② 不均一さ
③ 教育格差
④ 不道徳
③ 「教育格差」が正解。urban(都市部)とrural(農村部)の間でquality education(質の高い教育)へのアクセスが釣り合っていない、というコアイメージが「格差」という日本語に最もよく対応する。①は数学用語の文脈でのみ適切。②は問題意識の薄い中立的な訳で、starkという強調語とかみ合わない。④はinequalityではなくimmoralityの訳。
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