equality
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
equalityのコアイメージは「量・質・価値・権利などがすべて同じである状態」です。語源はラテン語のaequalis(等しい)で、天秤が完全につり合っているイメージです。単に「差がない」という数学的な同値を指すこともあれば、社会的・道徳的に「同じ扱いを受けるべき」という規範的な意味も持ちます。数学では「等号(=)で表される関係」を、社会文脈では「誰もが同じ権利や機会を持つべきという理念」を表します。どの文脈でも「差や格差がゼロである、あるいはそうあるべき」という根本イメージは共通しています。
2意味一覧
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名詞
平等、同等(権利・機会・地位などが等しいこと)
社会や人間関係における「重さのつり合い」を表す用法で、誰もが同等の価値・権利を持つべきという規範的な意味を帯びる。 -
名詞
等しいこと、均等(量・数・程度が同じであること)
天秤が数値的にぴったりつり合っているという物理的・数量的な「同値」のイメージで、数学や論理の文脈で使われる。 -
名詞
一様さ、均一性(変動・ムラがないこと)
時間的・空間的に「ずっと同じ状態が続く」という拡張用法で、equality of temperament(感情の安定)のような表現でも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
equalityとequityを混同しがち。equalityは「全員に同じものを与える」均等さ、equityは「各自の状況に応じて公正に分配する」公平さを意味する。たとえば身長の異なる人が台に乗って柵越しに試合を見るとき、全員に同じ高さの台を渡すのがequality、背の低い人に高い台を渡して同じ視線にするのがequity。
「平等」と訳すと日本語の「公平」と混在しやすい。equalityは結果や扱いの同一性に焦点があり、fairnessのような「正当性・妥当性」の含意は薄いことに注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| equity | equalityが「全員に同じ」という均等さを指すのに対し、equityは個々の事情を踏まえた「公正な配分」を重視する。社会正義の文脈ではこの違いが特に重要。 |
| parity | 特に数値や比率が「1対1で等しい」ことを強調するフォーマルな語。給与水準や為替レートなど、具体的な数量のつり合いに多く使われる。 |
| equivalence | 「実質的に同等の価値・機能を持つ」ことで、外見は違っても結果的に同じという関係を示す。equalityより学術・技術的な文脈で使われる。 |
| fairness | 「正しく公平な扱い」という道徳的判断を含み、equalityよりも主観的な「妥当性」のニュアンスが強い。 |
対義語: inequality、disparity、discrimination
6派生語・関連語
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equal
形容詞・動詞
等しい;〜に等しい
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equally
副詞
等しく、同様に -
equalize
動詞
等しくする、平等化する -
inequality
名詞
不平等、格差
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equate
動詞
同等とみなす、同一視する
7コロケーション
- achieve / promote equality(平等を達成する・推進する)
- gender / racial equality(男女平等・人種的平等)
- equality of opportunity(機会の均等)
8確認テスト
“The constitution guarantees equality before the law for all citizens.”
① 同一性 ② 均等な分配 ③ 法の下の平等 ④ 類似性
③「法の下の平等」が正解。equality before the law は「法律という天秤がすべての市民を同じ重さで扱う」というコアイメージを体現した定番表現。①の「同一性」は数学的同値のニュアンスで社会的文脈に合わず、②は equityに近い分配の意味、④はsimilarityに相当するため不適切。
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