integral
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
integralのコアは「integer(整数・完全なもの)」と同じ語根「integ-」=「手つかずの・完全な」から来ている。つまり「それがなければ全体が完全でなくなるほど、全体に組み込まれた」というイメージ。数学の「積分」は無数の細かい部分を「積み上げて全体を作る」操作であり、「整数」は小数や分数ではない「丸ごと完全な数」。「不可欠な」は「それを取り除くと全体が崩れてしまうほど一体化している」こと。どの意味も『全体を構成する欠かせないピース』という感覚が根底にある。
2意味一覧
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形容詞
不可欠な、欠かすことのできない
全体を完全にするために組み込まれた部分、という意味から「それがなければ全体が成立しない=不可欠」となる。 -
形容詞
全体を構成する、一体となった
「欠かせない部分として内側に組み込まれている」状態を指し、「essential(外から見て必要)」より「内側から一体化している」ニュアンスが強い。 -
形容詞
整数の(数学用語)
分数や小数によって「分割」されていない、丸ごと完全な数という意味から「整数の」となる。 -
形容詞・名詞
積分の・積分(数学用語)
無限に細かい部分を積み上げて「全体(完全な量)」を求める操作が積分であり、「部分が集まって全体を成す」コアイメージが直接反映されている。
3例文
4よくある間違い・注意点
essential(本質的に必要)と混同しやすいが、integralは「全体の内側に組み込まれている一体感」が強く、部品を取り除いたら全体が崩れるような有機的なつながりを表す。essentialは外側から「これがなければダメだ」と評価する語感に近い。
「integral part of ~」と「integral to ~」の両方の構文があるので注意。partを省略して形容詞的に使う場合は「be integral to ~(~に不可欠である)」の形が自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| essential | 「本質的に必要」という意味では近いが、essentialは外から見た必要性・重要性に焦点。integralは全体への組み込まれ度・一体感が強い。 |
| indispensable | 「なくてはならない」という意味で最も近い類義語だが、より強く「代替不可能」という意味を持つ。integralよりフォーマルな文脈で使われやすい。 |
| inherent | 「生来そなわっている・本質に内在する」という意味で、整体への組み込みより「性質や本質そのもの」に焦点が当たる。 |
対義語: peripheral(周辺的な)、dispensable(なくても済む)、incidental(付随的な)
6派生語・関連語
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integrate
動詞
統合する、一体化させる、(人種・集団を)融合させる
-
integration
名詞
統合、融合、(人種)統合 -
integrity
名詞
誠実さ、高潔さ、完全性(「完全・手つかず」というコアから)
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integer
名詞
整数(数学用語)
7コロケーション
- an integral part of ~(~の不可欠な部分)
- be integral to ~(~に不可欠である)
- play an integral role in ~(~において欠かせない役割を果たす)
8確認テスト
Physical exercise is integral to maintaining both mental and physical health.
① 運動は心身の健康を維持するのに役立つことがある
② 運動は心身の健康維持に付け加えられたものだ
③ 運動は心身の健康維持に欠かすことのできないものだ
④ 運動は心身の健康を維持するための選択肢の一つだ
③
「be integral to ~」は「~に一体として組み込まれており、それなしには成立しない」というコアイメージを持つ。「役立つことがある(①)」や「選択肢の一つ(④)」では一体感・不可欠さが弱く、「付け加えられた(②)」は逆のニュアンス。全体(健康維持)の中に本質的なピースとして組み込まれているという意味で③が最適。
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