intentionally
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
intentionallyのコアは「intention(意図・狙い)」という名詞にある。intentionはラテン語のintendere(〜に向けて伸ばす)に由来し、「心の矢印を特定の目標に向けて放つ」イメージを持つ。つまりintentionallyとは、「頭の中で結果をあらかじめ描いた上で、意識的にその方向へ行動した」ことを示す副詞だ。偶然でも惰性でもなく、「それをやるつもりでやった」という内側からの意志が必ずある。文脈によっては「わざと(悪意含む)」にも「意識的に・意図的に(中立)」にも訳せるが、どちらも根底には「事前の意志・目的意識」が存在する。
2意味一覧
-
副詞
意図的に・故意に
行動の前に「こうしようという心の矢印」が存在し、それに従って動いたことを表す。中立的な文脈では「意識的に・意図的に」、ネガティブな文脈では「故意に・わざと」と訳し分けるのが自然。 -
副詞
(戦略的・計画的に)あえて〜する
単なる「わざと」を超えて、「より良い結果を出すために意識してそうした」という文脈でも使われる。デザインや文章など創作の場面で「あえて〇〇した」と訳すとニュアンスが伝わりやすい。
3例文
4よくある間違い・注意点
「intentionally」は行動者の内側の意志にフォーカスし中立〜ネガティブ両方で使えるが、日本語で常に「故意に」と訳すのは誤り。ポジティブな文脈(あえてデザインした、意識的に選んだ等)では「あえて」「意識的に」「意図的に」の方が自然なことが多い。
「on purpose」と混同しやすい。on purposeは口語的でやや軽い「わざと」のニュアンスが強く、悪意や意地悪なニュアンスを帯びることが多い。intentionallyはより中立的・書き言葉的で、計画性・目的意識を強調する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| deliberately | 「入念に考えた上で」というプロセスの慎重さが強調される。intentionallyより「熟慮した上での行動」のニュアンスが強く、より意図的・計画的な印象を与える。 |
| on purpose | 口語的で「わざと(悪意や意地悪を含む)」のニュアンスが強い。intentionallyより感情的・主観的な色合いがある。 |
| purposely | 「目的を持って」という意味でintentionallyと非常に近いが、やや文語的。意図の「目的」側にフォーカスしており、意地悪なニュアンスはない。 |
| consciously | 「意識的に・自覚しながら」という認知・気づきにフォーカスし、intentionallyより意志の強さは弱め。「知りながら」のニュアンスがある。 |
対義語: accidentally、unintentionally、inadvertently
6派生語・関連語
-
intention
名詞
意図、目的、狙い
-
intentional
形容詞
意図的な、故意の -
unintentionally
副詞
意図せず、うっかり -
intend
動詞
〜するつもりである、意図する
7コロケーション
- intentionally misleading(意図的に誤解を招く)
- intentionally ignore(意識的に無視する)
- intentionally designed(意図的に設計された)
8確認テスト
“The author intentionally repeated the phrase throughout the novel to emphasize the theme.”
①わざと意地悪に
②うっかり
③あえて・意識的に
④偶然にも
③「あえて・意識的に」が正解。著者が小説全体でフレーズを繰り返したのはテーマを強調するための計画的な技法であり、悪意はない。intentionallyのコアは「心の矢印を目標に向けた上での行動」であり、この文脈ではポジティブな創作上の意図を表しているため、「故意に」「わざと(悪意)」では不自然。「意識的に」「あえて」が最も文脈に合う。
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