gender の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

gender

/dʒéndɚ/
【名】性、ジェンダー、性別

重要度
16/23
ⓘ 重要度とは
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1コアイメージ

gender の核心
「社会・文化的に構築された「性の分類」」

genderのコアイメージは「社会的・文化的に意味づけられた性の区分」。ラテン語genus(種類・類)に由来し、もともとは言語学で名詞を男性・女性・中性に分類する「文法的性」を指す用語だった。そこから転じて、生物学的な性差(sex)とは区別される形で、社会・文化・心理的に形成される「ジェンダー」を意味するようになった。現代では「生物学的な性別」というよりも「社会的役割や自己認識としての性」というニュアンスが強い。単なる男女の区別を超え、社会がどのように「性」を定義・期待・規定するか、という枠組みそのものを指す点が最大の特徴。

2意味一覧

  • 名
    (社会的・文化的な)性、ジェンダー、性別
    社会・文化が作り上げた「性の区分」というコアイメージから、男女やそれ以外を含む性の分類全般を指す。生物学的な性(sex)とは意図的に区別されることが多い。
  • 名
    (文法用語)性(名詞の男性・女性・中性の区別)
    「分類・種類分け」というコアイメージが言語の世界に適用されたもの。フランス語やドイツ語など文法的性を持つ言語を論じるときに使われる、この単語の歴史的・本来の意味。

3例文

He advocates for gender equality.
彼は男女平等(ジェンダー平等)を主張する。
社会的に構築された性の区分に基づく不平等をなくそうという文脈。「男女」と訳すか「ジェンダー」とカタカナにするかは文脈次第。
In French, nouns have grammatical gender—either masculine or feminine.
フランス語では、名詞は文法的性(男性か女性)を持つ。
言語学的な「文法的性」の用法。社会的ジェンダーとは全く別の文脈。
The survey asked respondents to indicate their gender identity.
アンケートでは、回答者に自身の性自認を記入するよう求めた。
単なる「性別」を超えた、自己認識としての性というニュアンスが前面に出た用例。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

genderとsexを混同しやすい。sexは生物学的・身体的な性差(male/female)を指し、genderは社会的・文化的・心理的に形成される性の区分を指す。現代の学術・社会的文脈ではこの区別は非常に重要で、試験でも文脈を踏まえた理解が問われる。

「性別」と単純に訳しがちだが、genderには「社会が性に付与する役割・期待・規範」というニュアンスが含まれる。gender rolesやgender normsといった表現ではこのニュアンスが特に際立つ。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
sex 生物学的・解剖学的な性差(染色体・生殖器官など)を指す。genderが社会・文化的構築物であるのに対し、sexは身体的事実に焦点を当てる。
sexuality 性的指向や性的欲求・行動に関わる概念。genderが「自分がどの性に属するか」に関わるのに対し、sexualityは「どの性に惹かれるか」に関わる。
identity gender identityという形で共に使われることが多いが、identityは「自己が何者であるか」という自己認識全般を指す広い語。genderはその中の性に特化した区分。

6派生語・関連語

  • gendered
    形
    ジェンダーに基づく、性差が付与された(例: gendered language=性差を含んだ言葉遣い)

  • gender-neutral
    形
    ジェンダーに中立の、性差を設けない(例: gender-neutral pronouns)

  • transgender
    形・名
    トランスジェンダーの(人)。出生時に割り当てられた性別と自身の性自認が一致しない

7コロケーション

  • gender equality(ジェンダー平等・男女平等)
  • gender roles(ジェンダーの役割・性別役割)
  • gender identity(性自認・ジェンダーアイデンティティ)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選べ。

“Researchers argue that gender roles vary significantly across cultures, showing that expectations placed on men and women are largely socially constructed.”

① 生物学的な性の違いは文化によって大きく異なり、男女の身体的特徴は主に社会的に作られる
② 性別の役割は文化によって大きく異なり、男女に課される期待は主に社会的に構築されたものだ
③ 文法的性は文化によって異なり、言語が男女に与える役割はほぼ社会的なものである
④ ジェンダーの平等は文化によって程度が異なり、男女格差の解消は社会的課題だ

▶ クリックして解答を表示
②。gender rolesは「社会が男女に期待する役割・振る舞い」を指すgenderの典型的なコロケーション。文中の「expectations placed on men and women are largely socially constructed(男女への期待は主に社会的構築物)」という説明がgenderのコアイメージ(社会・文化的に意味づけられた性の区分)を正確に言い換えており、②が最も自然。①はsexの説明になっており不適切。


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