principle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
principleのコアイメージは「すべてを支える根底の基盤」です。語源はラテン語の「principium(始まり・根源)」で、「prince(王・第一の者)」と同じ語根を持ちます。つまり「最初にあるもの・最も上位にあるもの」というイメージです。これが自然現象に適用されれば「原理・法則」(重力の原理など)、人間の行動規範に適用されれば「主義・信念」(自分が絶対に曲げないよりどころ)、組織の運営に適用されれば「原則・方針」(行動の基準となるルール)になります。どの意味でも「表面的なルールではなく、根底から物事を規定するもの」というニュアンスが共通しています。
2意味一覧
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名詞
原理・法則(自然界の根底にあるしくみ)
自然現象の根底にある「動かせない基盤」を指す。科学的な文脈で最もよく現れる用法。 -
名詞
主義・信念(個人が絶対に曲げないよりどころ)
人間の行動の根底を支える「ゆるぎない価値観」を指す。a man of principle(信念の人)のように使われる。 -
名詞
原則・方針(組織や思想の行動基準)
組織や思想体系の根底に据えられた「判断のよりどころ」を指す。複数形 principles で使われることが多い。 -
名詞(見落とされがちな意味)
道義・倫理的基準(moral principlesで「道徳的な善悪の基準」)
「根底にあるよりどころ」が道徳領域に適用された用法。a man of no principles で「節操のない人」を意味し、受験でも重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
principal(主要な・校長)との混同に要注意。principle は常に名詞のみ、principal は形容詞・名詞両方で使える。発音はほぼ同じ(どちらも prínsəpl)なので、スペルと品詞で区別すること。
in principle(原則として・理論上は)という重要イディオムを見落としがち。「現実にはどうか別として、根本的な方針としては」というニュアンスを持つ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rule | 表面的・具体的な「決まり・ルール」を指す。principleのような深い価値的根拠のニュアンスは薄い。 |
| belief | 個人的な「信念・確信」全般を指す。principleのように「行動の絶対的な基準」という強さはやや弱く、感情的・宗教的な信念にも使われる。 |
| policy | 組織や政府が決めた「政策・方針」を指す。principleより具体的・実務的で、変更される可能性を含む。 |
| doctrine | 宗教・政治・軍事などで公式に定められた「教義・主義」を指す。principleより権威的・教条的なニュアンスが強い。 |
対義語: exception(例外)、practice(実践・現実)
6派生語・関連語
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principal
形容詞・名詞
(形)主要な・主な /(名)校長・元本・主役
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principled
形容詞
主義・信念に基づいた、節操のある -
unprincipled
形容詞
節操のない、無原則な
7コロケーション
- in principle(原則として・理論上は)
- a man / woman of principle(信念のある人・節操のある人)
- on principle(主義として・信念から)
8確認テスト
I agree with the plan in principle, but some details still need to be worked out.
①「主義として」この計画に賛成だが、詳細はまだ詰める必要がある。
②「法律的に」この計画に賛成だが、詳細はまだ詰める必要がある。
③「原則的には」この計画に賛成だが、詳細はまだ詰める必要がある。
④「積極的に」この計画に賛成だが、詳細はまだ詰める必要がある。
③「原則的には」が正解。in principle は「根本のよりどころ・方向性としては」という意味で、「細かい現実はさておき、大枠・方向性としては」というニュアンスを持つ。①の「主義として」は on principle の訳で別のイディオム。②④は文脈に合わない。
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