vegetation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
vegetationのコアイメージは「ある場所に生育しているすべての植物をひとまとまりとして捉えた集合体」である。ラテン語のvegetare(成長する・生き生きとする)に由来し、個々の植物を指すのではなく、土地全体を覆う植物の総体・まとまりを表す。だから「植物」と訳せる場合でも、実際は「その土地の植物全体」というニュアンスが根底にある。砂漠・熱帯雨林・高原など、環境や地域とセットで語られることが多く、生態学・地理学的な文脈でよく使われる。個人の庭の草木を指すよりも、自然環境における植物のあり方や分布・状態を語る言葉である。
2意味一覧
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名詞
植生(ある地域に生育する植物の総体)
土地を覆う植物全体をひとまとめに捉えるコアイメージそのもの。生態学・地理学的文脈で最も頻出の訳語。 -
名詞
植物(集合的に:草木・緑)
「ある場所の植物の集まり全体」というコアイメージから、文脈によっては単に「植物」「草木」と訳せる。ただし個々の一本の木などは指さない。 -
名詞
(医学・比喩的に)無気力な生存状態、植物状態
「ただ生きているだけ・成長のない状態」という意味で使われることがある。vegetateという動詞の名詞形としてのニュアンスで、活動性のない存在を植物にたとえたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
vegetationは不可算名詞として使われることがほとんどで、a vegetationやvegetationsとは言わない。「いくつかの植物」と言いたいときもsome vegetationと表現する。
vegetable(野菜・植物性の)やvegetate(無気力に過ごす)と混同しないように注意。vegetationは「植物の集合体」であり、食べ物としての野菜(vegetable)とは別物。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| flora | ある地域・時代に固有の植物種の分類・目録に近いニュアンス。学術的・分類学的文脈で使われ、vegetationより「種の多様性」に焦点を当てる。 |
| greenery | 視覚的・感覚的な「緑」「草木の緑さ」を指す。vegetationより日常的・感情的な表現で、景観の美しさを語るときに使われやすい。 |
| plant life | 植物の「生命・生き物としての側面」を強調するやや口語的な表現。vegetationと意味は近いが、より非専門的なニュアンス。 |
対義語: barrenness(不毛)、desert(砂漠・荒地)
6派生語・関連語
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vegetate
動詞
(植物のように)無気力に過ごす;植物として成長する -
vegetative
形容詞
植物の;植物的な;(医)植物状態の(vegetative state:植物状態) -
vegetable
名詞・形容詞
野菜;植物性の
7コロケーション
- dense vegetation(密生した植生・うっそうとした草木)
- native vegetation(在来植生・その土地固有の植物)
- sparse vegetation(まばらな植生・少ない草木)
8確認テスト
“The engineers were concerned that the construction project might destroy the native vegetation along the riverbank.”
① 野菜 ② 植物状態 ③ 河川沿いの在来植生(草木) ④ 植物化石
③。riverbank(川岸)という具体的な場所に生育している植物の総体を指しており、「在来植生」または「草木」が最も自然。①のvegetableは食用植物・野菜を指す別単語。②は医学的比喩用法で文脈に合わない。④は全く別の意味。vegetationのコアイメージ「土地を覆う植物の総体」がそのまま表れた典型例。
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