vegetable
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
vegetableのコアイメージは「植物由来の生命・存在」。ラテン語のvegetare(生き生きする・成長する)に由来し、もともとは「生命力を持って育つもの」全般を指していた。現代では主に「食用野菜」の意味で使われるが、医学・哲学的な文脈では「植物人間(意識がなく植物的にしか生きていない状態の人)」を指すこともある。また形容詞的に「植物性の」という意味でも使われる。つまり「動物的な活動性を持たず、ただ生きているだけ」というニュアンスが底流にあり、食べ物としての野菜も、意識のない状態の人も、同じコアから派生している。
2意味一覧
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名詞
野菜(食用植物)
土に根ざして育つ食用の植物全般を指す。果実と異なり主に葉・茎・根・豆などを食べる植物が中心だが、日常英語では広く「主食以外の食用植物」として使われる。 -
名詞
植物(植物全般・植物性のもの)
「生き生きと育つもの」というコアから、動物でも菌類でもない生命体=植物全般を指すことができる。特に形容詞的用法(vegetable oil など)でこのニュアンスが出る。 -
名詞
植物人間(意識のない状態にある人)〔やや口語・インフォーマル〕
「能動的な活動をせず、ただ生きているだけ」という植物的存在のイメージから転じて、脳死・昏睡状態など意識のない人を指すスラング的表現。医療倫理上デリケートな表現のため使用に注意が必要。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語では「野菜」と「果物」の区別が感覚的に明確だが、英語のvegetableとfruitは厳密には植物学的定義(果実かどうか)で分かれる。そのためトマト・きゅうり・かぼちゃは植物学上はfruitだが、料理的文脈ではvegetableとして扱われることが多い。文脈に注意しよう。
vegetableを「植物全般」の意味で使うのはやや古風・学術的。日常的に「植物一般」を指すにはplantの方が自然。vegetableは主に食用文脈で使われると覚えておくと実用的。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| produce | 野菜・果物などの生鮮農産物をまとめて指す集合名詞。スーパーの「青果コーナー」のような意味合いで、vegetableより広い範囲をカバーする。 |
| greens | 主に葉物野菜(ほうれん草・ケールなど緑色の野菜)に絞った表現。vegetableより範囲が狭く、健康志向の文脈でよく使われる。 |
| plant | 「植物」全般を指す最も一般的な語。vegetableが「食用・有用植物」の含みを持つのに対し、plantは食用でない木や草も含む純粋に生物学的な語。 |
対義語: meat、animal
6派生語・関連語
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vegetarian
名詞・形容詞
菜食主義者(の)、肉を食べない人 -
vegan
名詞・形容詞
完全菜食主義者(の)(乳製品・卵も摂取しない) -
vegetation
名詞
(ある地域の)植生・草木 〔集合的〕
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veggie
名詞・形容詞
野菜(口語)、菜食主義者(口語)
7コロケーション
- fresh vegetables(新鮮な野菜)
- eat one’s vegetables(野菜を食べる ※特に子供に言う表現)
- vegetable oil(植物油)
8確認テスト
After the accident, he lay in the hospital bed like a vegetable, unable to respond to anything.
①野菜のように新鮮な状態で
②植物人間のように、何にも反応できずに
③草食動物のように、おとなしく
④植物性の食事しか取れない状態で
② 「植物人間のように、何にも反応できずに」が正解。vegetableには意識や自発的活動がなく「ただ生きているだけ」という植物的存在のコアイメージがあり、昏睡・意識不明の状態の人を比喩的に表す。①③④はコアイメージから外れた誤読。この意味はインフォーマルかつ倫理的にデリケートな表現であることも覚えておこう。
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