swarm
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
swarmのコアイメージは「無数のものが密集し、絶えずうごめきながら動き回る状態」です。もともとミツバチが巣から一斉に飛び立つ場面に由来し、ただ「多い」だけでなく「ひとかたまりになって蠢動(しゅんどう)している」というダイナミックな動きが本質にあります。そのため名詞としての「大群」だけでなく、動詞として「群がる・あふれかえる」という意味も自然に生まれます。さらに比喩的に人や車など非生物にも使われ、「場所が~でいっぱいになっている」という表現へと広がります。単なる集合ではなく、常に「密集+うごめき」がセットになっている点が他の類義語と異なる最大のポイントです。
2意味一覧
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名詞
(虫・人などの)大群、群れ
密集してうごめく無数の存在そのものを指す。ミツバチの群れのように「一塊でわさわさと動いている」イメージから来ている。 -
動詞
群がる、大挙して押し寄せる
大群が密集して動き回るコアイメージが動詞化したもの。人や虫がどっと押し寄せ、ひしめき合う動的な状態を表す。 -
動詞(with を伴って)
(場所が)~でいっぱいである、~があふれかえっている
「場所全体がうごめく大群に満たされている」状態を表す比喩的用法。The city swarmed with tourists.(街は観光客であふれかえっていた)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
swarmは単なる「多い」ではなく「密集してうごめく」ニュアンスが必須。a swarm of ideas(アイデアの大群)のように抽象名詞にも使えるが、「次々と湧き出てくる動き」のイメージが残っている点に注意。
swarm with ~(場所+swarm+with+もの)とswarm into/through ~(移動先への群がり)で語法が異なるため混同しやすい。The park swarmed with children.(公園は子供たちでいっぱいだった)のように場所が主語になるパターンを押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| flock | 主に鳥や羊など、比較的整然と移動する群れに使う。「うごめき・密集感」よりも「まとまって動く集団」のイメージが強い。 |
| crowd | 主に人の集まりに使い、必ずしも動き回っているとは限らない静的な群集にも使える。swarmほど「密集してわさわさ動く」感じは出ない。 |
| horde | 大勢の人が無秩序に押し寄せるイメージで、しばしば否定的・脅威的なニュアンスを持つ。swarmより人間に使われることが多い。 |
| teem | teem with ~で「~があふれかえっている」という意味でswarm withと似た用法を持つが、teemsは生命力や数量の豊富さを強調し、動きの「うごめき感」はswarmの方が強い。 |
対義語: scatter(散らばる)、disperse(解散する・拡散する)
6派生語・関連語
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swarming
形容詞・動名詞
群がっている、群がること
7コロケーション
- a swarm of bees / locusts(ミツバチ/イナゴの大群)
- swarm with tourists / reporters(観光客/記者であふれかえる)
- swarm into / around ~(~へ/~の周囲に群がる)
8確認テスト
“After the press conference, reporters swarmed around the politician, shouting questions.”
① 記者たちは政治家の周囲で静かに質問を待った。
② 記者たちは政治家を取り囲んでわっと群がり、質問を叫んだ。
③ 少数の記者が政治家に近づき、丁寧に質問した。
④ 記者たちは政治家の周囲から一斉に散っていった。
②が正解。swarmのコアイメージは「密集してうごめきながら押し寄せる」動的な状態。reporters swarmedは記者たちがわっとひしめき合って群がった様子を表しており、静止・少数・散らばりを示す①③④はいずれもコアイメージと矛盾する。
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