watch
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
watchのコアイメージは「意識的に、継続的に目を向け続ける」こと。ただ視界に入っているのではなく、「意図をもってじっと見守る・監視する」という能動的な注意の持続がポイントです。lookが「視線を向ける一瞬の動作」、seeが「視界に入る・見える状態」であるのに対し、watchは「動きや変化を見逃さないよう気を配りながら見続ける」というニュアンスを持ちます。だから「テレビを見る」はwatch TV(動きのある映像を注視する)であり、「絵画を見る」はlook at a paintingになります。この「注意の持続」というコアから、「監視する」「見張る」「〜に気をつける」といった意味が自然に派生します。
2意味一覧
-
動詞
(動きのあるものを)注意して見る・観察する
目を離さず変化や動きを追い続けるというコアイメージが、テレビ・試合・映画など「動くものを見る」用法に直結する。 -
動詞
監視する・見張る
「何か起きないか注意しながら見続ける」という意識的な注意の持続が、対象を警戒しながら監視するニュアンスを生む。 -
動詞
〜に気をつける・注意する(Watch out! / Watch your step など)
「意識を向け続ける」コアが抽象化し、危険や言動に対して「油断しないよう意識を保つ」意味になる。 -
名詞
腕時計
もとは「夜番・見張り番」の意味から来た語。時を刻むものを「見張る道具」と捉えたことから腕時計を指すようになった歴史的派生。 -
名詞
見張り・監視(duty / on watch など)
動詞のコアイメージがそのまま名詞化したもの。「見張り番の任務」という意味で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「見る」系の単語の混同に注意。watch(動くものを継続して見る)/ look at(視線を一点に向ける)/ see(視界に入る・見える)は明確に使い分ける必要がある。「映画を見た」はI watched a movie.が正解で、I saw a movie.も使えるが、I looked at a movie.は不自然。
Watch out!(危ない!気をつけて!)はLook out!と同じ意味で使えるが、Watch it!はやや強い「いい加減にしろ」のニュアンスを持つこともある。文脈に注意が必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| look at | 視線を向けるという一時的・静的な動作。watchのような「継続的な注意の持続」はなく、止まったものを見るときにも使える。 |
| observe | 科学的・分析的に観察するニュアンスが強い。watchより客観的・学術的な文脈で使われることが多い。 |
| monitor | 機器や状態を定期的にチェック・記録しながら監視するニュアンス。システムや健康状態の継続的管理に使われることが多い。 |
| guard | 護衛・警護という「守るため」の見張りに重点がある。watchより防衛・保護のニュアンスが強い。 |
対義語: ignore、overlook
6派生語・関連語
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watchful
形容詞
油断なく注意深い・警戒している -
watchdog
名詞
番犬・監視機関 -
watcher
名詞
見張る人・観察者 -
watchword
名詞
合言葉・スローガン
7コロケーション
- watch out for 〜(〜に気をつける・〜を警戒する)
- watch over 〜(〜を見守る・保護する)
- keep watch(見張りをする・監視を続ける)
8確認テスト
“You should watch what you say in front of the boss.”
① 上司の前では自分の言葉を録音するべきだ。
② 上司の前では言葉に気をつけるべきだ。
③ 上司の前では相手の言葉をよく聞くべきだ。
④ 上司の前ではゆっくり話すべきだ。
② 上司の前では言葉に気をつけるべきだ。
解説:watch what you sayは「自分が言うことに対して意識的な注意を向け続ける」というコアイメージが抽象化したもの。「監視する」ではなく「気をつける・慎む」という意味になる典型例。watch your step(足元注意)やwatch your mouth(口に気をつけろ)と同じパターン。
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