slam
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
slamのコアイメージは「勢いと衝撃を伴って何かが何かにぶつかる」こと。単に「閉める」「打つ」という動作ではなく、感情的なエネルギーや物理的な力が爆発的に解放される瞬間を表す。ドアをバタンと閉める場面が典型だが、その根底にあるのは「コントロールを超えた強さ・勢い」というイメージ。物理的な衝撃だけでなく、批判・非難が激しくぶつけられる比喩的な使い方や、スポーツで球を叩きつける場面にも広がる。「ただ強い」のではなく、「勢いと音を伴う激しさ」がこの語の核心。
2意味一覧
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動詞
バタンと閉める/叩きつける
「勢いと衝撃」のコアイメージが最も直接的に現れる用法。力任せに何かを動かしてぶつける動作全般を指す。 -
動詞
(人・作品などを)激しく批判する
物理的な衝撃が言葉による攻撃に転じた比喩的用法。批判が「ぶつけられる」イメージがコアと直結している。 -
動詞
(ボールなどを)力強く打ち込む
スポーツ文脈でも「勢いと衝撃を伴ってぶつける」コアイメージが生きており、スマッシュや強打を表す。 -
名詞
バタンという激しい音・衝撃
動詞のコアイメージがそのまま名詞化され、「ドスン・バタン」という音や衝撃そのものを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「slam the door」を単に「ドアを閉める(close)」と訳すのは不十分。slamには「感情・勢い・衝撃音」が含まれており、closeにはないこの激しさこそが重要なニュアンス。感情的背景が読み取れる場面では必ず訳に反映させること。
批判の意味(slam = 激しく非難する)は入試長文・ニュース英語に頻出だが見落とされやすい。The report slammed the government. を「報告書が政府を叩きつけた」と直訳せず「報告書が政府を痛烈に批判した」と読めるよう意識しておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bang | slamと似た激しい音・衝撃を表すが、bangは音そのものに焦点が当たる。slam はそこに込められたエネルギーや感情の方に比重がある。 |
| smash | smashは「粉々に壊す」ほどの破壊的な衝撃。slamより破壊の度合いが高く、感情表現よりも物理的破損に使われやすい。 |
| criticize | 批判の意味では同義だが、criticizeは中立的・冷静なトーンも含む。slamは激しさと感情的な強さが際立つ。 |
対義語: gently close、ease、praise
6派生語・関連語
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slam dunk
名詞・動詞
(バスケットボールの)スラムダンク/確実な成功・決定的な行動 -
slammer
名詞
(口語)刑務所;激しく打つ人・もの -
slamming
形容詞(口語)
素晴らしい、すごい(非常にインパクトが強いことから)
7コロケーション
- slam the door(ドアをバタンと閉める)
- slam on the brakes(急ブレーキをかける)
- slam the government / policy(政府・政策を痛烈に批判する)
8確認テスト
“The newspaper slammed the mayor for his handling of the crisis.”
① 市長が危機対応中に新聞社に押しかけた
② 新聞が危機対応をめぐって市長を痛烈に批判した
③ 市長が新聞社のドアを勢いよく閉めた
④ 新聞が市長の危機対応を高く評価した
② が正解。slam には「激しく批判する」という比喩的用法があり、slam + 人 + for ~ の形で「〜のことで人を痛烈に批判する」を意味する。物理的な衝撃のコアイメージが言葉による強烈な攻撃に転じた典型的な用法。①③は物理的な動作に誤解した選択肢、④はコアイメージ(衝撃・攻撃性)と真逆の意味。
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