probability
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
probabilityのコアイメージは「根拠や証拠に基づいて、ある出来事がどれくらい起こりそうか」という「可能性の度合い」です。語源はラテン語のprobare(証明する・検証する)で、単なる漠然とした可能性ではなく、論理的・数学的な根拠を持った確からしさを指します。数学では0〜1(または0〜100%)の数値で表せる「確率」になり、日常会話では「見込み」「ありそうなこと」という訳になります。重要なのは、wishfulな希望ではなく、客観的・合理的な根拠に裏打ちされた予測であるという点です。
2意味一覧
-
名詞
確率(数値として表せる可能性の度合い)
根拠に基づいた可能性の度合いを数値化したものが「確率」。数学・統計の文脈で最もよく使われる訳。 -
名詞
見込み・ありそうなこと
日常会話では数値ではなく「そうなりそうだという根拠ある予測」を指し、「見込み」「公算」と訳される。 -
名詞
蓋然性(論理・哲学的文脈で、確実ではないが合理的に支持できる度合い)
哲学・学術的文脈では、証拠によって合理的に裏付けられた「確実ではないが信頼できる度合い」を意味する。 -
名詞(慣用表現)
おそらく・十中八九(in all probabilityの形で)
「あらゆる可能性の根拠から判断して」→「おそらく、まず間違いなく」という副詞的な意味になる。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
possibilityと混同しやすい。possibilityは「(根拠の有無に関わらず)起こりえる可能性」という広い意味だが、probabilityは「根拠に基づいた、起こりそうな度合い」に限定される。例えば「宝くじで1等が当たる可能性」はpossibilityだが、「統計的に計算した確率」はprobabilityを使う。
「in all probability」というイディオムを知らずに直訳してしまうミス。「すべての確率で」ではなく「おそらく・まず間違いなく」と訳すのが正しい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| possibility | 「ゼロではない、起こりえること」という広い可能性。根拠の強弱は問わず、probabilityより客観的根拠が薄い文脈でも使える。 |
| likelihood | probabilityに最も近い類義語だが、やや主観的・直感的なニュアンスがある。数値化よりも「ありそうな感じ」を伝えるのに向く。 |
| chance | 口語的で幅広く使われる。「運・偶然」のニュアンスも含み、probabilityよりカジュアル。 |
| prospect | 将来の「見通し・期待」に重点を置く。probabilityが可能性の度合いを示すのに対し、prospectは将来の展望そのものを指す。 |
対義語: impossibility、certainty
6派生語・関連語
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probable
形容詞
ありそうな・起こりそうな
-
probably
副詞
おそらく・たぶん
-
improbable
形容詞
ありそうもない・起こりそうもない -
improbability
名詞
ありそうもないこと・低い可能性
7コロケーション
- high / low probability(高い/低い確率)
- in all probability(おそらく・まず間違いなく)
- the probability of … (〜の確率・見込み)
8確認テスト
“In all probability, she has already left the office by now.”
① すべての確率を計算すると、彼女はすでに退社している。
② たぶん、彼女はもうオフィスを出ているだろう。
③ ありとあらゆる可能性として、彼女はまだオフィスにいる。
④ 確率的に言えば、彼女が退社する見込みは高い。
②。「in all probability」は「あらゆる根拠を総合すると」→「おそらく・まず間違いなく」という意味の慣用表現。直訳の①や④では不自然で、③は意味が逆。日常会話でよく使われるイディオムとして覚えておくことが重要。
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