complexity
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1コアイメージ
complexityのコアイメージは「多くの要素が絡み合い、単純には解きほぐせない状態」です。語源はラテン語のcomplexus(「一緒に編み込まれた」)で、complex(複合の)と同じ根を持ちます。単なる「難しさ」ではなく、複数の要素・側面・層が互いに結びついているために生まれる「構造的なもつれ」を指します。数学の問題でも、社会問題でも、人間の感情でも、「一筋縄ではいかない入り組んだ構造」があるときにこの語が使われます。「複雑さ」と訳されることが多いですが、「複雑な構造そのもの(具体的な複雑なもの)」として可算名詞的に使われることもある点が特徴です。
2意味一覧
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名詞(不可算)
複雑さ・複雑であること
多くの要素が絡み合った「状態・度合い」を指す。「この問題の複雑さ」のように、絡み合った構造の程度を抽象的に表す用法。 -
名詞(可算・複数形 complexities)
複雑な点・入り組んだ側面
絡み合った要素を「一つひとつの具体的な難点・細部」として捉えたもの。「その問題にはいくつもの複雑な点がある」のように使う。見落とされがちな重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「complexity=難しさ(difficulty)」と混同しがちだが、complexityは要素が絡み合った「構造的な複雑さ」であり、単に難解・困難という意味のdifficultyとは異なる。難しくても単純な問題にはcomplexityは使わない。
complexitiesと複数形になると「複雑な側面・細部」という意味になることを忘れやすい。複数形の用法は英文読解でも頻出なので必ず押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| complication | 「問題をより複雑にする新たな要因・障害」というニュアンスが強く、状況に追加的に生じる厄介な要素を指す。complexityが構造的な複雑さ全体を指すのに対し、complicationは「ここに来てさらに面倒なことが加わった」という動的な感覚がある。 |
| intricacy | 細部が細かく絡み合った「精緻な複雑さ」を意味し、デザインや模様など精巧さを伴う文脈で使われることが多い。complexityより文学的・書き言葉的な響き。 |
| difficulty | 単純に「難しさ・困難」を指し、構造が絡み合っているかどうかは問わない。complexityは「なぜ難しいか」の理由(絡み合い)を含意するが、difficultyは含意しない。 |
対義語: simplicity、straightforwardness
6派生語・関連語
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complex
形容詞
複雑な・複合的な
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complex
名詞
複合体・(心理的な)コンプレックス
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complexly
副詞
複雑に
7コロケーション
- the complexity of ~ (〜の複雑さ)
- add to the complexity (複雑さを増す)
- deal with / manage complexity (複雑さに対処する)
8確認テスト
Policymakers often underestimate the complexities of implementing new environmental regulations.
① 政策立案者はしばしば新しい環境規制を実施することの複雑な側面を過小評価する。
② 政策立案者はしばしば新しい環境規制を実施することの困難性を過大評価する。
③ 政策立案者はしばしば新しい環境規制の必要性を過小評価する。
④ 政策立案者はしばしば新しい環境規制の単純さを見落とす。
① が正解。complexitiesは複数形で「具体的な複雑な側面・入り組んだ問題点」を意味する。規制を実施する際に絡み合ったさまざまな難点・側面を指しており、単なる「困難性(difficulty)」や「必要性」ではない。複数形になることでコアイメージ(絡み合う要素の一つひとつ)が具体化されている点に注目。
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