enjoyable
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
enjoyable は「enjoy(楽しむ)」に「-able(〜できる/〜の性質がある)」が付いた形容詞。コアイメージは「それ自体が楽しみ・喜びをもたらす性質を持っている」こと。主語となるものが「楽しませる力を内包している」というニュアンスで、人間の感情を主語にする「楽しい(= I feel happy)」とは視点が異なる。「その活動・経験・物事が、人に楽しさを提供できる」という客観的・描写的な語感がある。日本語の「楽しい」より少し距離を置いた、「楽しめる」「楽しむ価値がある」というトーンで使われることが多い。
2意味一覧
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形
楽しい;楽しめる;楽しみを与える
「-able」が「その性質・能力を持つ」を意味するため、enjoyable は「楽しむことができる性質を持っている」=「楽しめる・楽しむ価値がある」という客観的描写になる。 -
形
(食事・イベントなどが)心地よい、満足のいく
楽しみを提供する性質は、食事や会話など「体験全般」に広がる。日本語では「楽しい」より「心地よい」「充実した」と訳すほうが自然な文脈も多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「楽しい」と訳せる単語は fun・pleasant・amusing など複数あるが、enjoyable は「その対象が楽しみを与える性質を持つ」という客観的描写が特徴。自分の感情を主語にして「I am enjoyable.(私は楽しい)」とは言えない点に注意(この文は「私は楽しませる人間だ」という不自然な意味になる)。
fun と混同しやすいが、fun はカジュアルで即興的な楽しさ(有名な対比: fun at a party)、enjoyable はやや改まった文脈や、時間をかけて楽しむ経験(読書・旅行・食事など)に馴染む。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| pleasant | 感覚的・雰囲気的に「心地よい・感じの良い」という穏やかな満足感。enjoyable より刺激が少なく、上品なトーン。 |
| fun | カジュアルで生き生きとした楽しさ。子どもっぽい・即興的なニュアンスがあり、enjoyable より口語的。 |
| entertaining | 「人を楽しませる・退屈させない」という観点。パフォーマンスや話術に対して使われやすく、楽しさの質がやや外向き。 |
| delightful | 「喜びに満ちた・とても楽しい」と強調度が高く、感情的な喜びを前面に出すやや詩的・文語的な語。 |
対義語: unpleasant、tedious、boring、disagreeable
6派生語・関連語
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enjoy
動
〜を楽しむ
-
enjoyment
名
楽しみ、喜び、享受 -
enjoyably
副
楽しく、楽しめるほどに
7コロケーション
- an enjoyable experience(楽しめる経験)
- an enjoyable evening / time(楽しい夜・時間)
- find something enjoyable(〜を楽しいと感じる)
8確認テスト
“The hike was long and tiring, but ultimately enjoyable.”
① その登山は長くて疲れたが、最終的には楽しかった。
② その登山は長くて疲れたが、最終的には楽しませてくれるものだった。
③ その登山は長くて疲れたが、最終的には楽しみをもたらす人々がいた。
④ その登山は長くて疲れたが、最終的には楽しみが必要だった。
正解は①。「楽しかった」が最も自然な日本語訳。enjoyable のコアイメージは「楽しみを与えてくれる性質」だが、日本語に訳す際は文脈に合わせて「楽しかった」と自然に訳せる。②も間違いではないが、「楽しませてくれるものだった」はやや冗長。③④はコアイメージと無関係。この例文では「疲れたが、それでもその経験自体が楽しめるものだった」という客観的評価のニュアンスが含まれている。
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