entity
/énṭəṭi/
【名】実在、存在
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
entity の核心
「それ自体として成り立つ「もの」」
entityのコアイメージは「独立した存在としてそれ自体が成り立っているもの」です。ラテン語の「esse(存在する)」を語源とし、他のものに従属せず、それ単体で完結した実体・単位として認識できる「何か」を指します。人間・組織・概念・デジタルデータなど、対象は問いません。重要なのは「他と切り離してひとまとまりのものとして扱える」という点です。そのため、法律上独立した企業、哲学的な存在、ITシステムのデータオブジェクトまで幅広く使われます。日本語の「実在」「存在」「主体」「団体」はすべてこのコアイメージを文脈に合わせて言い換えたものです。
2意味一覧
-
名詞
実在するもの・存在(哲学・抽象的文脈)
他と独立して「それ自体として存在する」ものを指すコアイメージが、哲学や抽象的な文脈では「実在・存在」という訳に結びつく。 -
名詞
独立した組織・団体・主体(法律・ビジネス文脈)
法的・組織的に独立した単位として成り立っているという意味で、企業や機関などを「独立した主体」として表す。 -
名詞
(ITで)データの実体・エンティティ
データベースやシステムにおいて「それ単独で識別・管理できるひとまとまりのデータ」を指し、コアイメージがそのままIT用語に転用されている。
3例文
The company was formerly a government agency, but now it is a private entity.
その会社は以前は国営企業だったが、現在は民間の団体(独立した主体)である。
法的・組織的に独立して成り立っている「主体」としてのコアイメージ
Is the soul a separate entity from the body?
魂は身体とは別個の実在なのだろうか?
哲学的文脈で「独立した存在」としてのコアイメージ
In the database, each customer record is treated as a distinct entity.
データベースでは、各顧客レコードは個別のエンティティ(データの実体)として扱われる。
IT文脈では日本語でも「エンティティ」とカタカナのまま使われることが多い
4よくある間違い・注意点
ここに注意
「entity=団体」と覚えてしまうと、哲学やITの文脈で意味がとれなくなる。「独立して成り立っているもの」というコアイメージを軸にすれば、どんな文脈でも対応できる。
「existence(存在すること・存在一般)」と混同しやすいが、entityは「識別・区別できる個別の実体」に焦点があり、抽象的な存在の概念そのものを指すexistenceとは異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| existence | 「存在すること」「存在一般」という抽象的・哲学的概念を指し、entityのような「個別の識別できる実体」というニュアンスは薄い。 |
| organization | 「組織・団体」という意味に限定され、entityが持つ哲学的・IT的な広がりはない。複数の人が集まった構造体を強調する。 |
| body | 「機関・団体・集団」を指し、entityよりも具体的かつ人間の集まりに使われることが多い。 |
対義語: nothing、nonentity(無価値な存在・取るに足らないもの)
6派生語・関連語
-
nonentity
名詞
取るに足らない人・存在しないも同然のもの
7コロケーション
- legal entity(法人・法的主体)
- separate entity(独立した実体・別個の存在)
- corporate entity(企業体・法人組織)
8確認テスト
次の英文の下線部 entity の最も自然な日本語訳はどれか。
After the merger, the two companies merged into a single legal entity.
①実在
②法人(独立した法的主体)
③エンティティ
④存在感
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②法人(独立した法的主体)。合併後に2社がひとつの「legal entity(法的に独立した単位)」になるという文脈で、ビジネス・法律の場面でentityは「法人・独立した主体」を意味する。①「実在」は哲学的文脈向け、③はIT専門用語での借用語、④は全く別の意味で不適切。entityのコアイメージ「独立して成り立つ単位」が法律文脈に当てはまると「法人・法的主体」という訳が自然に導ける。
②法人(独立した法的主体)。合併後に2社がひとつの「legal entity(法的に独立した単位)」になるという文脈で、ビジネス・法律の場面でentityは「法人・独立した主体」を意味する。①「実在」は哲学的文脈向け、③はIT専門用語での借用語、④は全く別の意味で不適切。entityのコアイメージ「独立して成り立つ単位」が法律文脈に当てはまると「法人・法的主体」という訳が自然に導ける。
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