array
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
arrayのコアイメージは「印象的な規模・広がりをもって整然と並んでいる状態」です。単なる「並び」ではなく、見る者を圧倒するような量や多様性を伴う点が特徴的です。軍隊が戦闘のために隊列を組む(中世英語のルーツ)イメージが原点にあり、そこから「壮観な配列・陳列」という名詞の意味が生まれました。また、晴れがましい場に着飾った衣装という意味もここから派生します。コンピューター用語の「配列(データ構造)」も、同じ型のデータが整然と並ぶ様子を指します。「ただの集まり」ではなく「圧倒的な存在感をもって整列している」というニュアンスを常に意識してください。
2意味一覧
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名
(印象的な量・多様さの)配列、陳列、ずらりと並んだもの
目を引くほどの量や多様性をもって整然と並んでいる状態がコアイメージそのもの。「ずらりと並んだ〜」と訳すと英語のニュアンスに近くなる。 -
名
(軍隊・選手などの)整列、陣形
戦闘に備えた軍勢が隊列を整えた状態という語源的イメージに直結する。壮大で秩序ある「集結」という含意がある。 -
名
(晴れやかな)衣装、装い
華やかに着飾った状態=見る者を圧倒する「装いの壮観な並び」というイメージから転じた用法。in fine array(盛装して)のように用いる。 -
名
【IT】配列(同種のデータを順に並べたデータ構造)
同じ型の要素が規則正しく整列しているコンピューター上のデータ構造。整然と並ぶコアイメージがそのまま転用された。 -
動
整列させる、配置する;着飾らせる
人やものを壮観な形に整然と並べるという動作。受動態 be arrayed in〜(〜を着込んで)で「衣装」の意味にもなる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「array」はただの「列(line)」や「集まり(group)」ではなく、見る者が圧倒されるほどの量・多様さ・壮観さが伴う。「a wide/vast/dazzling array of〜」のように形容詞と共に使われることが多く、スケール感を落として訳すと意味が薄れてしまう。
IT用語の「配列」としての用法は日常英文でも出現するが、大学入試では主に「ずらりと並んだもの・多彩な集まり」という意味で問われることが多い。文脈に応じて意味を使い分けること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| range | 「幅広い種類・範囲」に焦点を当てる。arrayほど視覚的な壮観さや量の多さを含意しない。 |
| variety | 「多様性・種類の豊富さ」を指し、外見的な迫力よりも質的な多様性を強調する。 |
| collection | 意図的に集められたものの「コレクション」。arrayのような整列・壮観さのニュアンスはなく、単に集積されたイメージ。 |
| lineup | 「出演者・製品などのラインアップ」で並びを示すが、arrayよりカジュアルで、壮観さや圧倒的な量感は弱い。 |
対義語: disorder、chaos、scatter
6派生語・関連語
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arrayed
形
整列した、配置された;(衣装を)まとった
7コロケーション
- a wide/vast/dazzling array of〜(多種多様な〜、ずらりと並んだ〜)
- an array of problems/challenges/options(山積した問題/選択肢の豊富な並び)
- be arrayed in〜(〜を身にまとっている、〜の格好をしている)
8確認テスト
“Visitors to the museum were greeted by a dazzling array of ancient artifacts from around the world.”
① 単調な配列
② 目を見張るほど多彩なコレクション
③ わずかな数の展示品
④ 乱雑な山積み
② 目を見張るほど多彩なコレクション。「dazzling array」は「人を圧倒するほど壮観に並んだもの」というコアイメージを最もよく表す表現。arrayには単なる「並び」を超えた「圧倒的な量・多様さの壮観さ」が含意されており、①の「単調」③の「わずか」④の「乱雑」はいずれもコアイメージと矛盾する。
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