neglect
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
neglectのコアイメージは「本来注意を向けるべきものに、意識を向けないまま放置する」こと。ラテン語のneg(否定)+legere(拾い上げる・選ぶ)に由来し、「選んで取り上げるべきものを取り上げない」という意識的・無意識的な放棄を含む。単なる「無視(ignore)」が意図的に目をそらすイメージなのに対し、neglectは「すべき責任・義務・注意を果たさずにほったらかす」という継続的・習慣的な怠りを意味する。子育て放棄・職務怠慢・設備の放置など、どの用法にも「本来のケアや義務が果たされていない状態」が共通して存在する。
2意味一覧
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動詞
〜を怠る、おろそかにする
本来果たすべき義務や責任に注意を向けず放置することから、「怠る・おろそかにする」という訳が生まれる。 -
動詞
〜を顧みない、育児放棄する
人や物に向けるべき配慮・ケアを継続的に与えないことで、「顧みない・放棄する」というニュアンスになる。 -
動詞
〜し忘れる、うっかり〜しない(neglect to doの形で)
意図的ではなくても「注意を向けていなかった」ために行動しなかった場合にも使われ、うっかりミスのニュアンスも含む見落とされがちな用法。 -
名詞
怠慢、無関心、放置(状態)
注意を向けないまま放置された「状態」そのものを名詞で表したもの。fall into neglect(放置されて荒廃する)のように状態を示す。
3例文
4よくある間違い・注意点
ignoreとの混同に注意。ignoreは「わかっていて意図的に無視する」(例:彼のメッセージを無視した)のに対し、neglectは「ケアや注意を継続的に怠る」こと。『子どもをneglectする』は育児放棄だが、『子どもをignoreする』は単にその場で意図的に無視するという一時的な行為になる。
neglect to do(〜し忘れる・うっかりしない)という動名詞ではなくto不定詞をとる形を見落としがち。forget to doと同じ構造で「すべきことをしなかった」という意味になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ignore | 意図的・意識的に無視する一時的な行為。neglectの「継続的に怠る・放置する」という責任放棄のニュアンスはない。 |
| disregard | 規則・警告・意見などを意識的に無視すること。neglectより意図性が高く、「あえて取り合わない」というニュアンスが強い。 |
| overlook | うっかり見落とす・大目に見るというニュアンスが強く、悪意や怠慢よりも不注意・寛容のニュアンスを持つ。 |
| neglect / abandon | abandonは完全に捨て去ること。neglectは放棄しつつも関係が続いている状態で、abandonほど完全な断絶ではない。 |
対義語: attend to、care for、tend
6派生語・関連語
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neglect
名詞
怠慢、無関心、放置
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negligent
形容詞
怠慢な、不注意な -
negligence
名詞
怠慢、過失(特に法律・医療用語で使われる)
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negligible
形容詞
無視できるほど小さい、取るに足らない
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neglected
形容詞
放置された、顧みられていない
7コロケーション
- neglect one’s duty(義務を怠る)
- child neglect(育児放棄・児童放置)
- fall into neglect(放置されて荒廃する)
8確認テスト
The old bridge had been neglected for decades and was now too dangerous to cross.
①無視された
②育児放棄された
③放置され荒廃した
④軽蔑された
③「放置され荒廃した」が正解。橋という物体に対して長年にわたり修繕・管理という注意が向けられなかった結果、荒廃した状態になっているという文脈。neglectのコアイメージ「本来注意を向けるべきものを放置する」が物(建造物)に使われた典型例。①ignoreは意図的な一時的無視、②は人(子ども)への使い方、④はdespiseなど別の単語のニュアンス。
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