disregard
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
disregardは「dis-(否定・切り離し)+regard(注意を向ける・考慮に入れる)」から成る。regardには「〜に目を向ける・〜を重要とみなす」という意味があり、disregardはその真逆——「あえて注意を向けない・存在しないものとして扱う」状態を指す。単なる「知らない」ではなく、存在に気づきながらもそれを意図的に無視・無視・軽んじる意識的な行為がコアイメージ。ルールや警告、他者の意見など「本来なら考慮すべきもの」をわざと脇に置いてしまう感覚で、動詞・名詞ともに使われる。
2意味一覧
-
動詞
(本来注意すべきものを)無視する、軽視する、意に介さない
本来ならregard(考慮・配慮)すべき対象に対し、意図的にその注意を切り離す(dis-)行為。「知らなかった」ではなく「わかっていて無視した」ニュアンスが伴う。 -
名詞
無視、軽視、無頓着(~for / of)
「配慮(regard)を切り離した(dis-)状態」が名詞化したもの。total disregard for safety(安全への全くの無頓着)のように、ある事柄を一切考慮に入れない態度・姿勢を表す。 -
動詞(やや見落とされがちな用法)
(以前の発言・指示などを)撤回する・なかったことにする
「(それを)考慮の外に置いてください」という意味から転じ、「さっき言ったことは忘れて」「取り消します」という場面でも自然に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
ignoreとの混同に注意。ignoreは「目の前にあるものを単に無視する」感覚で口語的・感情的なニュアンスが強いのに対し、disregardは「考慮すべき事柄を意図的に考慮しない」という、より格式ある・規範的な文脈でよく使われる。法律文書や公式な場面ではdisregardが自然。
名詞用法を見落としやすい。with(total/complete/utter)disregard for 〜(〜を全く顧みずに)という形は頻出で、形容詞的に機能しているように見えるが名詞句。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ignore | 口語的で感情的。目の前の人や物をシャットアウトする直接的な無視。disregardより強い個人的なニュアンスがある。 |
| neglect | 「怠慢・放置」のニュアンスが強く、義務や責任を果たさないことに重点。disregardが「意図的スルー」なら、neglectは「不注意・なおざり」。 |
| overlook | 「見落とす・大目に見る」で、悪意や意図がないケースにも使える。disregardのような意図的な無視感は薄い。 |
| dismiss | 「一蹴する・取り合わない」で、価値がないと判断して切り捨てる軽蔑的ニュアンスがより強い。 |
対義語: regard、consider、respect、heed
7コロケーション
- disregard the rules / law(規則・法律を無視する)
- with complete[total / utter] disregard for 〜(〜を全く顧みずに)
- disregard safety(安全を軽視する)
8確認テスト
“The company acted with total disregard for environmental regulations.”
① 環境規制を完全に理解した上で行動した
② 環境規制を全く顧みずに行動した
③ 環境規制に強く反発して行動した
④ 環境規制を慎重に検討した上で行動した
② 「disregard for 〜」は「〜への配慮・考慮がゼロの状態」を意味する名詞用法。with total disregard forは「〜を全く顧みずに」と訳すのが最も自然。①④は逆の意味、③はdisregardのニュアンスには含まれない「反発」を加えすぎており不自然。
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