involve
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
involveは「中へ(in-)」+「巻く・転がす(volve)」が語源で、何かを内側に巻き込んで取り込むイメージがコアにある。ボールに糸を巻き付けるように、ある事柄が別の要素を「必然的に内側に引き込む」感覚だ。だから「巻き込む(人を事態に引き込む)」「伴う(その事柄には当然これが含まれる)」「熱中する(自分がそこに深く取り込まれる)」という一見バラバラな意味が、すべてこの一つのイメージから派生している。重要なのは、involveされた要素は外から加わるのではなく、その中に構造的・必然的に含まれているという点だ。
2意味一覧
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動
(人を)巻き込む、関係させる
人を出来事や状況の「内側に引き込む」イメージ。本人が望む・望まないに関わらず、その状況の一部として取り込まれてしまう感覚を表す。 -
動
(必然的に)〜を伴う、〜を含む
ある事柄が別の要素を「内側に巻き込んでいる=セットで含んでいる」イメージ。「この仕事はリスクを伴う」のように、切り離せない付随要素を示す。 -
動
(be involved in〜で)〜に熱中している、没頭している
自分自身がその事柄の内側に深く巻き込まれた状態。外から眺めるのではなく、どっぷりとその中に取り込まれているさまを表す。 -
動
(複雑な事柄を)含む、複雑にする
多くの要素が互いに巻き込み合って絡まった状態。「involve」を使った文は「その中に複雑な要素が含まれている」ことをほのめかすことが多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「伴う」の意味で使う場合、include と混同しがち。include は「リストとして含む」静的なイメージだが、involve は「そこに必然的に引き込まれている」動的・構造的なニュアンスがある。例えば The job involves long hours.(その仕事は長時間労働を伴う)をincludeに置き換えると不自然になることが多い。
be involved in〜は文脈によって「関与している(事件・犯罪など)」「没頭している(研究・活動など)」と正反対に近い日本語訳になるため、前後の文脈をしっかり確認すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| include | 「リストとして含む」静的なイメージ。involveのような「必然的・構造的に巻き込む」ダイナミックなニュアンスはない |
| entail | 「論理的・必然的に伴う」点はinvolveに近いが、よりフォーマルで書き言葉的。結果として生じる義務やコストに焦点が当たることが多い |
| implicate | 主に「(犯罪・不正などに)関与させる、巻き込む」という否定的な文脈で使われる。involveより「疑いをかける」ニュアンスが強い |
対義語: exclude、separate
6派生語・関連語
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involvement
名
関与、かかわり、巻き込まれること -
involved
形
(事態・問題が)複雑な;関係している、巻き込まれた
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involving
形
〜を伴う、〜に関わる(前置詞的に使われることも多い)
7コロケーション
- get involved in〜(〜に巻き込まれる、関わるようになる)
- be involved in〜(〜に関与している、没頭している)
- involve a risk / involve a cost(リスク・コストを伴う)
8確認テスト
Learning a new language involves making a lot of mistakes.
① 新しい言語を学ぶことは、多くの間違いを犯すことを含んでいる
② 新しい言語を学ぶことは、多くの間違いに巻き込まれることだ
③ 新しい言語を学ぶことには、必然的にたくさんの間違いが伴う
④ 新しい言語を学ぶことは、多くの間違いを熱心に行うことだ
③が正解。involveのコアイメージは「構造的・必然的に内側に巻き込む」であり、「言語習得」という行為が「間違いを犯すこと」をセットで内包しているニュアンスを表している。①のinclude的な「リストとして含む」訳より、③の「必然的に伴う」が動的なinvolveのニュアンスに最も合致する。②は人が「巻き込まれる」受動的文脈に限った訳で不自然、④はbe involved inの「没頭」の意味と混同した誤り。
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